勝負の世界に生きる人たち。オリンピックを終えて。

東京2020オリンピックの熱き17日間が幕を下ろし、
これからパラリンピックがスタートします。

諸問題を抱えボロが出まくり、去年から１年延期、加えて会期中に第５波のコロナ感染拡大という異例に異例を重ねた今大会で、開幕前はオリンピックが心無い人たちによって潰されかけた時もありました。

正直、日本のスポーツ文化の発展を考えるとが危機的な状態だったと思います。

ですが、無事開催されることになり、日本選手団は金メダル数も総メダル数も史上最高成績という素晴らしい結果を残すことができましたが、この結果は開催されてこその結果です。

開催されてなかったら柔道やレスリングの金メダルラッシュや、女子バスケ、
卓球やフェンシングでの歴史的な金メダルもありませんでした。

また、スケートボードやスポーツクライミングやサーフィンなど新競技の魅力が
多くの人に伝わる機会も失われていたかもしれません。ニュースでもありましたが、スケートボードのスクールに通わせる子供も増えた事例もあります。

今回限りで採用された野球やソフトボール、空手については
二度とオリンピックで日の目を見ることは無かったかもしれません。

日本のスポーツ界はギリギリの危機を乗り越え、
そして乗り越えるだけではなくさらに躍進できたのだろうと思います。

沢山のスターが誕生したと思うので、これからの活躍が楽しみです。

また、試合後の選手のインタビューを聴くたびに、
本気な人には、条件関係なく、心動かされます。

毎日吐くくらい頑張ってきたけど、思うような結果にならず、
悔しいという人もいて、本当にスポーツの世界の厳しさを感じました。

フィールドは違いますが、選手の方々から沢山学ばせていただいたことを、
自分の仕事にも活かしていきたいと思います。

選手の皆さんもお疲れ様でした。
パラリンピックの選手の皆さんも引き続き応援していきたいと思います。