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想い徒然(言の葉 彩々)/創作 時々リアル

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このひとひらにありったけの想いをこめて、 拙い言葉を綴りました。 小説であったりドラマであったり 時々リアルな、 その時感じたままを.。.:*♡とりどりに。 ★17歳から書き溜め…
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#写真で伝えたい私の想い

万華の海よ

万華の海よ

紺碧の海に キラキラ

色とりどりに

散りばめられた 光の子らは

寄せる波ごとに

追う刻ごとに

コロコロとよく笑う

それは

まるで万華鏡

高原の風

高原の風

想い焦がれて 待つ身も 知らず

駆け抜ける 風は 気まぐれ

せめて 振り向け 心無しとも

ーーーーー

2019.8.4 三重県 青山高原 風車の丘より

いきると言う事

いきると言う事

無くしたくないものなんか 何もないから
できるのだ と 誰かが言った私には 無くしたくないものがある
だから 出来ることがある

優しくなれる
耐える勇気が湧いて来る
大切に思う心を知る
愛おしむ喜びを知る

だから 歩ける…どんな道でも…

「ならば、時に それは 枷にはならぬか」
また 誰かが言った

私にとって それは

枷とは言わず「歯止め」という
そして 迷いの時 指し示す「導(しる

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ゆびきり

ゆびきり

時には どうしようもなく 心疼いて
時には なみだ枯れるほど 泣き続けた笑うことを忘れた 瞳を上げ
ボロボロに千切れた 心 掻き集め
想いの果てへと捨てにいく

一条の光さえ届かない
深い 深い 闇の

底へと落ちていく

それで いいの
戻らないと決めたから

サヨナラ …私の
小さな 想い

ささやかな 夢

明日からは もう

泣かないよ

初恋って

初恋って

初恋って
別に幼い頃に抱く恋心 って決まってないんだそうで

親に決められて、そんなもんかと共に過ごし
こんなもんだと年を経た…そういう事もあって

そんな中で 自分の心が
宇宙の果てまで飛びそうなほどの鼓動を覚えた時

心惹かれる…

って そういうもので
もしも そんな感覚が生まれて初めてだとしたら

それが本当の「初恋」というのかも知れない

…って、どこかで誰かに聞いたような。

ふぅ

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賤ケ岳の合戦:余呉湖(晩秋)

賤ケ岳の合戦:余呉湖(晩秋)

余呉の波間に
夢破れたる武士(もののふ)の
雄叫び消えて
賤(しず)の山風 鳴き渡る

ーー2011. 晩秋

知る人ぞ知る、信長亡き後の

羽柴秀吉と柴田勝家の決戦の場となった地。

賤ケ岳(しずがたけ)/余呉湖(よごこ)

⬆︎ 凪の日は 湖面が滑らかなので 鏡湖と呼ばれる

比叡山 横川:恵心堂

比叡山 横川:恵心堂

晩秋の比叡 にて

念仏の 比叡の秋の 名残り風 散り敷く彩葉も また美しき
Mizuki(「秋憐」より)