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ブラジャー的なお仕事

華やかな仕事のようだが
この仕事はなかなかの重労働だ。


装着なさるお嬢様のニーズに合わせて、頑張らないとならないし。


ボリュームアップを狙えば
今度は余ってる肉を詰め込めと言う。
ふぅ~、やっとこさ終わった…と思ったら今度はもっとスッキリ魅せたいとか。
まったく、この仕事は終わりがない。

かと思えば「仕事中は動きやすいのがいい」とか「寝てる間に型崩れしそうだから、それを防止したい!」だとか要望はキリがないぐらい積もってくる。

「肩からみえる紐は見せても大丈夫なのがいい」とか「あんまりやり手に見えないぐらい、だけどそそられるような見栄え」だとか。

しかし、それが勝負であるのなら、あたし達も力が入る。何せあの戦場は何が起こるかわからないからな。

お嬢様達の要望もヒートアップするのもわからなくもない。

どちらが先に溺れたか何てどうでも良くなるぐらい、魅力的な殿方を虜にしたいのだ。

あっ!ヤバい!

あのお嬢のブラ、お気に入り過ぎて毛玉が出来ちゃってる…早く気付かせてあげねば!

あ、あのお嬢はもう少し自分に合ったブラを装着すれば、サイズアップの可能性があるな…

と細かい所にも神経を使う。

殿方が求めて止まない「おっぱい」という柔らかくてあったかくてそれはそれは触りたくてたまらない宝物を。

しっかり包み込むこのお仕事。

他のやつらには出来ないでしょ!?

だからこそあたし達は、この仕事に誇りを持って向かう。

お嬢の気持ちに寄り添うように。

お嬢の身体に寄り添うように。

大変な事もあるけれど。それは決してわがままなんかじゃないんだ。

お嬢達が輝くために。自信を持って物事に取り組めるために。あたし達はあると思っている。

そして今日もまた、厳しい感情の駆け引きさえ行われている戦場に。

あたし達が自信を着けたお嬢を送り出すから。

素敵な殿方はまず、「その下着、可愛いね💕」って褒めてあげて欲しい。

そうすればお嬢も照れながらも安心して身を任せることが出来るってもんで。

そして、あたし達の努力も報われるってもんだよ!

そして今日も貴方の胸に寄り添って。生きる。

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

ちなみにトップ画のブラジャーはあたし自身の勝負下着①です(笑)





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