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日々インプット!チャレンジの数だけ成長している

2023新卒採用が始まりました!

そこで、ミクシィで働くデザイナーのショートインタビューを公開します。配属予定部署の先輩、新卒採用面接官やデザインマネージャーが登場。仕事、キャリア、ミクシィについてお話します。

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━━まずはじめに、自己紹介をお願いします。
はじめまして。アートディレクターの田代です。
2020年にミクシィに入社し、現在は新規開発案件を担当しています。
よろしくお願いします。

経歴的には大学卒業後に、ゲーム会社にデザイナーとして就職し、映画会社の映像部門で有名タイトルの映画演出、絵コンテなどを描いておりました。
そこからVTuber事務所に移動して、フリーランスで結構長いことデザイン制作をやっていました。
ミクシィ入社直前まで映像系の仕事をしてたのが多かったですね。


━━様々なジャンルでお仕事されていますね!デザイン方面に進むきっかけは?
幼稚園ぐらいからの記憶なんですけれども、テレビのCMを見るのがすごく好きで、番組じゃなくてCMばっかり見てましたね(笑)
当時のCMが何かアート性が高いのかな?多分変わったCMが多かったと思うんですけど…そこに興味があって惹かれていたのかなと思います。

本格的にデザインに興味を持ち始めたのは高校1年生ぐらいの頃かな?
当時、友達に勧められたAKIRAとかピンポンっていう漫画があるんですけれども、そういう漫画を見て「あぁ何かこういう世界もあるんだな!」絵とかデザインとか描く世界もあるんだなと思って、その絵やデザインに興味を持ったという感じですね。
通っていた高校は普通科だったんですけど、先程名前を挙げた良い漫画を見た後に、美術部に入ってですね、そこから美術系の方に進みましたね。

━━大学生時代ってどうでした?
直接描いた絵よりも、距離を取っていい感じで見れるという点と、版を作る作業が楽しかったので、大学では石版画を専攻しました。
版画は何回も版を重ねていくんですけれども、それがちょっとデジタルのレイヤー構造とかに似てたりですね。
色の重ね方とか分解の仕方みたいなのを主に学んでいました。

━━意外ですね!
イラストやアート系とかに行くかな?と思いきや、版画なんですね。

そうなんです。意外とアナログから入ってますね(笑)
版画を学びつつ、同時にデジタルでのイラストみたいなのも自分で描いたりして、勉強してました。
自分でPhotoshopを買ってきて、ネットで調べて絵の練習とかずっとしてました。
実は、版画とのモニター越しに見える世界みたいなのと版画の世界ってちょっと似てるところがあって。そういう共通点を探したり、インパクトのある絵を描くっていう見せ方を主に考えてましたね。


━━同じ専攻の人達もアナログとデジタルの両方やってる人がいましたか?
そうですね。意外といましたね。
デジタルプリントも版画の一部と見なされていたので、デジタルでやってる方もいました。

━━なるほど。そんな映画や映像をやっていた田代さんがミクシィへ入社したきっかけってなんですか?
知人にゲームのデザインのお手伝いを「お願いします!」と声をかけてもらって、そのプロジェクトのお手伝いから始まりましたね。

実際にプロジェクトに参加して作業してみると、その社内の開発環境の良さとかチームの皆さんが親切だったり優しかったので、あの…結構自分に合ってるかなと思ってですね、入社を希望して正社員としてミクシィに入ることが出来ました。

また、やりたいと思っていた事にもチャレンジ出来そうな会社だと思いました。
ゲームを作れるっていうのももちろんなんですけれども、当時、結構VRに関する仕事を結構やっていて、もしかしたらミクシィでもVRプラットフォームとかデジタルライブステージなど、VRで見るみたいな、メタバースに繋がるか分かんないんですけど、まぁそういうものが作れるかもしれないなと思っていました。

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━━現在の田代さんの業務内容について教えてください。
ゲームとか映像プロジェクトの開発初期の方から関わるコンセプトアートっていうのを専門領域としていて、そこにまつわるストーリーボードっていう絵コンテだったり、色々なデザインだったりを担当しております。


━━開発の初期の頃にがっつり色々決めたり準備したりする大事な役割ですよね?
そうですね!ゼロの状態から世界観を決めてくみたいな仕事が多いです。
現在は、アートディレクターとして新規立ち上げのプロジェクトに所属しています。

企画の最初なので企画さんやプログラマーさんの方達と話し合いながらですね、世界観とかテイストを決めて、それをコンセプトアートにしてデザインに落とし込んだりして皆に共有するっていう仕事を主にやっております。イメージを言葉にして皆で話し合って決めるんですが、その言葉を絵にするっていう仕事ですね、はい。

━━周りのメンバーが「かっこいい、こんな感じの!」っていう話を田代さんの方でアウトプットしていく業務ですね。カッコイイ!


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━━アートディレクターのやりがいについて
そうですねー。現在は新規立ち上げの初期段階なので自由にやらせてもらってるところがあってですね、割と言われてこなす仕事じゃなくてですね、積極的に自分で考えて提案して相談して決定してくみたいなプロセスがすごく自分に合ってて、やりがいあるなぁと思っています。

━━アートディレクターに必要な要素ってどんなものがありますか?
多分ですけど、1つのことだけじゃなくてですね、いろんな絵とかデザインとか映像だったり、今までの経験を活かせるといいですね。自分の場合はそんな感じですね。
あらゆる所からアイデアを持ってきて、それを形にできる人。
それらを上手くプロジェクト内に落とし込んで、上手くやれるっていうのが必要なんじゃないかな?とは自分は思ってます。


━━版画やイラスト、3DだったりとかVR系の技術や実演も経験していて、それらをアートディレクションに活かしてる、みたいな感じですね!
そうですね。その中から、何か最適なものを選択できる状態にしておくと、「こういう場合はこう!」っていうのが言いやすいかな、と思います。


━━確かに。自分でイラストとか映像を作れた方が伝えやすいですね。
なので、絵で語る感じ?絵で会話するっていう。僕は口があんまり上手くない方なので(笑) 絵で会話するって感じです、はい。

━━今後、ミクシィで成し遂げたいこと
やっぱりアートの力、クリエイティブの力を活かした分野ですね。
例えばなんですけど、チームラボみたいなことだったり、もしくはコジマプロダクション(ゲームソフト開発チーム)みたいなものだったりですね、何かそういうデジタルアートを活かした先進的な事業みたいなのを始めていけたら良いんじゃなかな、と思っててですね。それによって、ミクシィも文化的価値みたいなのが更に上がっていくと良いなぁと思ってます。

ゲームだけじゃなくて空間デザインだったりバーチャルプラットフォームみたいなものだったり…。そうですね、独自の世界観、オリジナルの世界観だったりオリジナルのシステムで作っていけたら良いなと思ってます。

━━これからの時代に求められるデザイナー・クリエイターとは?
難しいですけどね、うーん……自分的にはやっぱり1つのジャンルだけじゃなくていろんなものを吸収して表現できる人っていうのが必要かなと思っていて、あらゆる側面からプロジェクトにアプローチできると、クリエイティブの幅も大きく広がって良いんじゃないかなと思ってます。


━━最後にミクシィにはどのような人が合うと思いますか?
自分もまぁ入って1年ぐらいなのであんまり言えないんですけど(笑)
アイデアとかを積極的に持ってきてグイグイ相談できる人が合ってるんじゃないかなぁと思ってます。
もし、そのアイデアが「ボツ!」とか「ダメ!」って言われても気にせずにですね。落ち込まずに自信を持ってですね、「これダメだったら、じゃあ次はこれでアプローチしようか!」みたいな感じの方がいいですね!考えすぎて何か歩みが止まっちゃうよりは、次々チャレンジしていった方が良いんじゃないかな、と思います。

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ショートインタビューシリーズを通じて、ミクシィで働くデザイナーのひととなりが少しでも伝わったら嬉しいです。