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みてねのデザインマネージャーに話を聞いてみた

ミクシィで働くデザイナーのショートインタビュー
今回はデザイナー二人の対談形式でお届けします!

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左:木嶋(インタビュワー) 右:渡辺さん(本記事のメイン✨)

渡辺 直也(わたなべ なおや)さん 
みてね事業部 デザイングループのマネージャー
Web制作会社で約10年デザイナー・アートディレクター・マネージャーを経験して独立。フリーランスのデザイナーとして3年間活動したのち、2013年にミクシィ入社。
インタビュワー:木嶋 碧(きじま みどり)
デザイン横断組織に所属
2020年ミクシィ入社。
ソシャゲのUIUXデザイナーを経て現在は、組織開発をしています。


木嶋:
今日はよろしくおねがいします!
みてね事業部ではどのようなことをされていますか?

渡辺さん:
デザイングループのマネージャーとして人、組織、採用、業務のマネージメントをやりつつ、いくつかのプロジェクトのメンバーとして、デザイナーの役割を担っています。

元々は1人目のデザイナーとしてプレイヤーの割合が大きかったのですが、サービスが成長して組織もスケールする過程でマネージャーとなり、マネジメントに時間を使うことが増えてきました。1年程前にデザイナー9名体制となり、デザイングループを2つのチームに分けました。その頃からマネージャーとしてチームの状態を適切に保ったり、メンバーがより活躍できる場を整えたり、困っていることを解決したり、一歩下がって全体最適化のために考えることが増えたように思います。

木嶋:
デザインとマネジメント両方をされているんですね。
いちデザイナーからグループをまとめるマネージャーへ役割や仕事内容が変化していったと思いますが、マネジメントのどんなところにやりがいを感じていますか?

渡辺さん:
メンバーが楽しそうに仕事をしていたり、良いものを作っていると嬉しいですね。あとは成長している様子を見ると自分も頑張らねばと良い刺激をもらいます。一方でマネージャーになった当初は葛藤もありました。自分もデザイナーではあるので、メンバーとの関係が難しく、100%の力で支援しきれていない自分が正直いたりしました。手を動かす時間も減っていく中、不安や焦りもあったのだと思います。
ただ徐々に思考に変化が生まれ、心からメンバーを支援して成果を喜べるようになりました。同時にマネージャーの仕事も楽しくなり、自分自身でも良い成長ができたなと思っています。



木嶋:
徐々に考えが変わっていったきっかけ等はありますか?

渡辺さん:
明確なきっかけはないですが、本心で思っているかどうかってやっぱり伝わると思ったんです。少しでも邪な気持ちがあればどこかで滲み出て漏れ伝わってしまうような。そうすると関係的にうまくいかない。だんだんとそういうことに気付いていったのだと思います。それと同時に支援する楽しさもわかっていったのだと思います。
今は、めちゃくちゃ本心で100%で喜べますし、どのように一緒に寄り添うかというか…ちゃんと寄り添えているのかは正直分かりませんが、困ったことがあればなるべく早く解決したり、厄介ごとが起きそうだったらあらかじめ対処しておくとか、目に見えない調整に時間を使ったりしています。なるべくメンバーに100%、120%の力を出してもらうことに喜びを覚えるようになってます。
一方で、いつまでマネージャーとして支援する立場をやっていくのかって話はありますけどね(笑)

木嶋:
確かにそうですね(笑)
後任を育てたり自分も次に進みたいと思うこともあると思いますし。

渡辺さん:
それ、めちゃくちゃあります。メンバーを見ていて自分より向いてるんじゃないかって思う瞬間が度々あったりするんです。優秀だなって(笑)
なのでいずれマネージャーが変わったりすることがあっても良いなと思っています。

ただ難しいのは優秀な人が会社組織上のマネージャーをやるべきかどうかは迷いがあります。採用や評価などのピープルマネジメントをしたり、組織上の調整をしたり、とにかく調整ごとが多い仕事なので。優秀な人のタイプにもよりますが、プロダクトに近いポジションにいた方が活躍する人材かもしれないですし。チームにとって何が最適なのか、本人の適正や希望を聞きながら、適材適所を決めていくということかなと思っています。ただ自分の役目が終われば次にバトンタッチはしていきたいなとは思います。

木嶋:

なるほど。人のタイプによって違うので、適材適所を見極めるのは難しそうですね。
話を聞けば聞くほど、渡辺さんって凄く良いマネージャーですよね!

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渡辺さん:
どうなんでしょう(笑)マネージャーって何なんですかね

木嶋:
そうですね、そう言われると難しいですね(笑)
別の方とも「マネージャーって何なんだろうか?」といった話をしたことがありますが「人のことも考えるし、他にも…一言で表すには幅広く対応してるから難しい」みたいな感じでしたね。

渡辺さん:
ちょっと話がずれますけど、ピープルマネジメントとデザイン戦略みたいな分野は分けても良いのではと思ったりします。全然違う領域なので。会社組織上のマネージャーって割とまるっと担うケースが多いのではと思います。もちろん両方に長けている方もいらっしゃるとは思いますが。

木嶋:
確かに、言われてみるとそうですね!

渡辺さん:
デザイン戦略を考えつつ、メンバーマネージメントも上手にできる人ってなかなか稀有だと思うんですよね。マネージャーだからといって色々背負わせてしまうのは酷だなと思います。もちろんメンバーを頼りながらやっていけば良いのですが、それも全ての人が上手にできるとも限らない。

木嶋:
そうですね。マネジメントの内容に含まれている印象ですが、戦略と人は全然違いますね。

渡辺さん:
得意不得意がありますね。両方できる人がいればそれはベストですが。


木嶋:
ここまでの内容で、個人的にですが新しい視点を得たと思います。
私は、無意識のうちにマネージャーは両方出来て当たり前。みたいな考えがあったので。
みんながみんな育成がすごい得意とか戦略がすごい得意な人がマネージャーになる訳ではないので、それぞれに得意分野があるなぁ~って。

渡辺さん:
マネージャーは立場的に色々と詰め込まれやすいですが、実際には幅広い役割や責務が内包されているので、少し気をつけないと潰れてしまうケースもあるように思います。


木嶋:
マネージャーが抱える業務が多いような印象を受けたので、私としては、今後どう対応するべきか考えていきたいと思いました。

渡辺さんの案

木嶋:
渡辺さん個人としては今後どんなキャリアを考えていますか?

渡辺さん:
みてねのサービスやチームが安定して今後も発展していくと確信できるところまでは頑張りたいなと思っています。確信できたら次を考えたいですし、新しいチャレンジもしてみたいですね。

木嶋:

いいですね!渡辺さんが新しいチャレンジに進む時が来たら、またインタビューさせてくださいね!(笑)


木嶋:
ミクシィにはどんな人が合うと思いますか?

渡辺さん:
入ったとき今も変わらず思うのは、ミクシィは人がすごくいいんですよね~

木嶋:
うんうん、分かります〜!みんないい人ですよね。すごく安心感がありますよね。

渡辺さん:
相手の話をしっかり聞いて共感して受け入れてくれるやさしい人が多いですね。仕事でも冷静に建設的な議論ができますし。ユーザーの方を向いて素敵なサービスを作りたいという方は相性良いのかなと思います。

木嶋:
渡辺さん、ありがとうございました。
私もデザイナー出身なので、渡辺さんの考えに共感したり、マネジメントについて考えさせられるいい機会になりました。


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