お久しぶりです。

不登校の末に人生に迷い、内省に内省を繰り返し、挙句の果てにコラムともエッセイとも殴り書きともつかない文章を書き上げていた数ヶ月前。最終更新日の昨年9月から、早くも半年以上が過ぎました。フォローして下さっていたみなさん、お久しぶりです。

どこかで、人は内省をし続けると精神がおかしくなる、と言った旨の言葉を聞いたことがありますが、あれは本当です。過去の私の文章を顧みても明白だし、実際に更新が途絶えた9月以降の生活も地獄のようなものでした。地獄から脱出するために、逃げたり休息したり、はたまた色んな人と会ったり色んなところへ行ったりしました。

結論から言うと、その過程で私はかなり捻くれたと自負しております。
捻くれたというか、いい意味で色んなものを諦めることができたと思います。

過去の私の文章を見てみると、常に不安に苛まれて、自分にできることをひたすらに考えていました。自分とは何で、どこへ向かうべきか問い続けていましたね。まるでアンジェラ・アキです。
そして常に、今すぐ人生を決めなきゃだめだ、と焦っていました。
不安の原因は正にそれです。まだ18歳で、養ってくれる人もいて、それを(絶対的にではないが)応援してくれる人もいる。その時は気づいていないが、時間も有り余るほどにある。モラトリアムが許される時期の真っ只中です。なぜ気づかなかったのか。

あの頃の私は(と言っても数ヶ月前だが)とても純粋でかなり無知でした。かなり時間がかかりましたが、自分にはまだまだ時間があることに気づき、無知を自覚すると、心の闇はだんだんと晴れていきました。

何も知らない状態で自分の人生を決めるなんて、出来なくて当然です。きっと人生を決めるということは、0から1を生み出すことではなく、何かを諦めて何かを得ることなのだと思います。知らないものを知らないまま諦めたり、知らないまま得るのは哀れな人のやることです。

そのことに気づくことができた数ヶ月は、実りのあるとは言えないが、必要な数ヶ月間でした。



現実的な話をすると、私はこれから高卒認定を取ったのち通信制大学に通うつもりです。
この数ヶ月で人生の方向性をなんと無く決めることができましたが、大学生なんてまだまだモラトリアム人間。これからは、不安の中ではなく、自信を持って人生について悩み続けたいと思います。

その悩む過程を文章と言う形で小出しにしながら、私と同じような人や全く違う人の問題解決の手助けになるように、私の脳内会議の議事録を取り続けていきたいと思っています。

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