見出し画像

1-6.プログラムの感想

オーダーしてくださったT先生のブログから、再度引用させていただき、
当時のT先生の感想と学生と私のやり取りを一部紹介する。
===
<Tです。今回のプログラムに参加してくれてありがとう。君たちのような学生がいる限り、私は、「これまで以上に前のめりで教育に自分を捧げよう」との決意を新たにしています。あらためて、ありがとうといわせてください。今回のプログラムの成否はHさんに私は委ねました。結果は満足です!超「満足」です。私もHさんにラブレターを書こうと思っているので、皆さんも書いてみませんか(笑)。Hさんのアドレスは++++@****です>

このメールを出す前に、既にDくんとHさんの間にやり取りがあったようだ。Hさんから届いたメールを、以下に、いつものように、無断転載します。

Dくんへ

真摯な意見、ありがとうございました。

T先生、Kさんと、あれから話をしていて、大人としては「よかったよね」みたいなところで終始できたのですが、学生さんからみればまた違う意見があったのではないかと思い、意見を聞いてみたいと思っていました。

D君個人に関して、私が思ったこととして、以下のあなたのメールをそのまま受け取るなら、今回このプログラムで私とT先生が意図したことが伝わったと思っています。

~~~
またこの講座を通して自分を掘り下げる良い機会にもなりました。
自分が何故このような生き方を選択したのか、何処か曖昧にしていた事に気付かされ当分は思索に耽る日々が続きそうです。(こうなるから気付かないフリをしていたのかも・笑)

加えて、「伝える」、「表現する」ことが元来苦手なため、これは人から誤解を受けやすい原因でもあるのですが、文章においても終始どうしても表層的な部分のみで誤魔化してしまうクセがあるようです。
~~~
今回は、まず「気づいてもらう」ことが先決でした。
これは今の若い人(だけではないけど)に多くある課題です。

きっときっかけが少ないんですね。
D君のように、自分からみずからアクションを起こしている人でさえ、その自分自身が何を欲しているか、そこに気づかずに、あなたもまたわかっているように気づかないフリをしているのだと思います。
あなたはよくわかってますよね。

実は、私もそうなんです。
書くこととここは別問題なんですけど、
でも、ここに目を向ける潔さを持って、
えいってみてみると、意外と広がるものでした。
そういう体験を私も最近やりました、多少仕方なく(^^;)
そしたら、答えが出てきました(でてこさせたんですけど)。
するとふに落ち、納得できたのです。

こういうことを経験すると、
ものごとが前向きに見れたり、うまく進む気がします。
全てがそうじゃないかもしれないけど、
自分を受け入れるってそういうことかも、と思いました。

D君にそれが全て当てはまるかどうかわかりません。
だけど、ひとつ進言させてもらいたいのは、あなたらしさを出して欲しい。
D君はたくさん本を読んでいるからこそ、言葉を知ってるし、その言葉で文章を書こうとします。
でもね、伝わる文章を書こうとする場合、その言葉の選択でいいかな?

あなたが小学生に戻った気持ちで、あなたの文章を読んでみて。
小学生にもわかる文章で、書いてみて。
「中学生レベル」って言葉はよくいわれるけど、
それって万人にわかるレベルということです(私個人は小学生にわかる、というほうが本当に理解してもらえる文章だと思うけど)。

Dくんは本当はわかっていると思っています。
そして私も、文章より前にあなたの行動は先生のブログから、またあなた個人と直接話をしてからあなたという人を理解しているつもりですが、今回あなたが書いた文章より、あなた個人の方がもっといいんです。

ってことは、もっと文章であなたを光輝く紹介が出来るってことですよね。
華美にする必要はないけど、気持ち的には思いっきり持ち上げるくらいの気持ちで自分のことを書いて、
現実丁度いいくらいです。

なので、おもいっきり、あなたのいいところを抽出してください。
インタビュー受けて、して、いいたいことたくさんあったでしょう?
あれから、いいところをたくさんピックアップして、あなたの特徴を羅列してみて。
その後相談に乗りましょう。

>欲を言えば、このライティングプログラムからもっともっと学びたいことはあるのですが、それは次回講座に持ち越しですね。

今回は、基本の基本の考え方から、一つ形にする方法ってことで紹介しました。
他にもいろんな形があります。
私もあと数本企画しているけど、D君が考えること「こんな風な力がつくものがしたい」ってのがあったら、教えてください。

人数にもよって期間も検討しないといけないのだけど、それが単位ものでいけるのか、プログラムがいいのか、ってことはまた考えます。

書くことはツールです。
使いこなせた方が、あなた自身を理解してもらうのに絶対いい。
そこだけでも理解してもらえたら、今回はOKです。

D君の満足度はどこで100%になるのかな?
そこも少し掘り下げてみてね。

ってことで、長文はわかりにくいと今日言ったのですが、それは今回撤回して、口語調に、あなたを前に説明している感じで書きました。

===

ほんとに思いっきり、口語調^^;
伝えたいことが満載すぎるなのがよくわかる。恥ずかしい。

ひとつやれば、足りないものがよくわかり、リカバリーをする次を企画したくなる。
学生からこの後数本メールが届いたが、どの子のメールも読んで「このまま終わらせたらもったいない」と、私の心の火種に薪をくべるものばかりだった。

第1章終わり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?