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砂漠で、嵐の中で、ひるまない強い想い

砂漠の砂って、ものすごくサラサラしていて、一度嵐になるとものすごい勢いで、口や目の中にたくさんの砂が入ってくるんです。ちょっと一瞬、広大な土地の中で、一瞬、迷子になりそうな感覚に陥る時もあって目をつぶりながらじっと砂嵐が過ぎるのを待ちます。

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人生にも同じようなことを感じる。嵐があって、時に前が見えなくなる。その時にもがいたり、悲しんだり、苦しんだりすることもあったり、それが過度になると嵐が過ぎても、時々、トラウマのように人生につきまとう。

よく、トラブルも楽しむ!壁を乗り越える!みたいな言葉を目にするけど、わたしは本気トラブルの時は、楽しめなかったなあ。本気で苦しい時は、楽しめない。壁も高いと感じると登っても登っても、越えられないのではと思う。わたしはあまり楽観視できないタイプの人間で、結構すぐに真に受けてどーんと深く重く自身に課してしまうところがあった。重く受け止めておくと防御になるというか、更なる嵐が追加で襲ってきても予測しておくと痛みが減るから、構える感じかな?

強いボール投げるよー!と事前に言われていて構えておくのと、歩いていたらいきなり横から高速のボールがどーんとぶつかるのでは痛みが全然違う

予想もしていないところから起きる嵐って怖い。

そう、自分を守りたいから、傷つきたくないから。防御して、もしかしたらほんとは小雨くらいの嵐なのに、台風かのように構える。

けど、それってね。ちょっと寂しいことだよなあと薄々気づいていた。気づいているけど、長年そうやって生きてきて、なかなか、いきなりは変えられないもので。。。

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いろんな時が、積み重なって今のわたしがいて。それと同じように、自分の身の回りの人、パートナー、家族、友達、仕事で出会う人。みんなそれぞれに、重ねてきた人生の時間と経験があって。いろんな考えがある。

2020年1月5日の今日、きっと自分を含め多くの方が仕事はじめだろう。  年の始まりとは、気合いとか、目標とか、色々と意識を高めるようなことしちゃいますよね。現に、わたしも昨日、インスタでものすごい気合いを入れた投稿をしちゃいました 笑                   

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今年は過去の嵐を忘れて、とにかくどんな事も防御せずにドーンと構える!ひるまないぞ!

あわわわ!と一瞬、いっぱいいっぱいになっても、やってきた事、自分を信じて、たとえ嵐の中でも走ってみる!

自分の殻を一つ二つと破って、どんどんアップデートしよう。

最近、なんだか世界の情勢がざわつき気味で、、。どこかで、まあ大丈夫でしょって思ってしまいやすいけど、、。結局は、自分はこう思うのにとか、自分の会社はこう、自分の国はこう、っていう自分フィルターから物事を見てしまうと争いごとが起きてしまうのかなあと。ふと。世界で起きる大きな争いごとをどうにかするなんていう事は、まだまだ今のわたしには出来ないけれど。

猛嵐で先が見えない時。やっぱり誰かの存在や、誰かの言葉に救われ、支えられ前へ前へ歩めた。気づくと太陽が照って嵐は過ぎ去っていた。

だから、自分も、自分の大事な人に、時々起こる嵐があったとき、その全てを理解し受け止めることは難しいけど、こっちだよー!こっちかもー!と、そばで、寄り添いながら光のさす方向へ。

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メイクで世界中を笑顔に!                                                                                    笑顔になれる瞬間が増えると、平和な時間も増えると信じてる。 

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砂漠で、嵐の後にわたしの活動する時に使っている大きなピンクフレームを組み立てていたらどこからか、警備員さんがやって来て。。。

「ここで何をしているの?ダメだよ」と。そこで、わたしは、

「ごめんなさい!けれど、わたしは日本からここにやって来て、これはわたしのアートプロジェクトで、アートパフォーマンスで、この砂漠でこの写真を撮らないとドバイに来た意味がない。悪用しません、ただただメモリー、お願いします。メイクで笑顔をお届けする活動をしています」と必死にスマホで活動写真や動画を見せながら懇願すると、、、

「OK すぐに片付けるんだよ」と。そしてFaceBookでその警備員さんとその場でお友達になりました。

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諦めずに、邪心なく伝えたら。想いは届くのかも。

今もドバイのこの砂漠で、警備しているのかな?プールサイドのバーにいる彼の投稿を見かけます。一期一会だけど、奇跡的ですね。

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嵐が過ぎて、無事に撮影も出来て。怒られそうになった警備員のお兄さんが連れてってくれたのはなんとも、アラビアンナイトなBARでした。

こんな風に。嵐の後に、スペシャルが待っている事もある。

今年も、そう信じて。1年頑張ろう!


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