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鑑賞雑記「メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー」

「メイクアップ・アーティスト:
ケヴィン・オークイン・ストーリー」

1990年代に彗星のごとく現れ
そのセンスと美への強い執念から
数々のモードを生み出した
ケヴィン・オークイン。

華やかな世界で生きながら
セクシャリティに対する差別、
頭痛や末端肥大症との闘い
鎮痛剤への依存などと常に対峙していた。

彼の影の部分もさまざまな記録と
彼を取り巻く人々の記憶で
紡がれていた。

メイクをアートと捉え
クリエイターとして
数々の「作品」を残した
彼の40年という時間。

私は決して
儚いとは思わない。
だって彼は十二分過ぎるほど
生きたはずだから。

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