⑤〜大雪‼なぜ道具を持っていないのか考えてみた〜

私はせっせと雪をかく。

山陰の雪は重い。。。さすがにゴム長靴は指先が冷えてきたので、押し入れから、北極で使うような防寒ブーツを出して履き替えた

こちらに来てからは年に一度履くか履かないかなのだが、こういう時重宝するので、年季が入ってても捨てられない

こちらの人が雪が降っても薄着で、道具も揃っていない理由を考えてみる

防寒着
押し入れにしまい込んでて出すのが面倒。明日は10度で溶けるし温かい
北海道の朝はマイナス10度だが、こちらは氷点下になることが殆ど無いので、薄着ジャンパーで耐えられる
積もった雪も、すぐぐちゃぐちゃになる(北海道の春先のよう)ので、ゴムの長靴のほうが染みない。実際子供にもスパイク付き(滑り止め)の防寒長靴をこちらに来てからは一度も買いかえていない

道具
夏の日差しで劣化して壊れた。買いに行こうにも、車を出せない(除雪が追いつかない)。無事にスーパーに着いたとて雪かきグッズは全て売り切れ。。。家にあるもので雪かきしよう

雪国のようなサラサラ雪とは違い、重く硬い雪のため、剣先や先が硬いスコップのほうが重宝する。(畑をしている人が多いので、持っている人が多い)

そういう考察

引っ越してくる時、山陰も雪が降ると聞きスコップも持ってきたし、おじいちゃんに買ってもらったそりも積んできた(硬い雪の上で引いたらすぐ割れてしまった)

今回の大雪で息子が早速そりをスーパーに買いに行ったが、もう売り切れていてがっかりしていた。道産子はそりを引いて買い物をする(荷物を乗せる)が、こちらではそんな発想もないので仕入れも少ない。

今、私はスーパーで働いている。寒波がくるとなると、店は大混雑だ。道具が売れるのは実際降ってからなのだが、みんな家に閉じこもる準備をしている。どんな天候でも予定を崩さなかった道産子の私も、山陰の雪の日は家でじっと雪が溶けるのを待つのである。


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