あれ？セミが・・・

我が家の窓に、セミがはり付いていた。
それも、３日間も居てくれた。ミ～ンミ～ンとも鳴かずに、静かに。

はじめはびっくりしたけれど、
連続していれば可愛い。不思議と愛おしくなる。

朝起きてチラリと見て、
いれば驚かせないようにゆっくりと窓を開け、
仕事から帰れば「まだいるかな」と、何よりも先に窓へ。

うがい手洗いより、家の窓に居るのかその確認の方が大事だった。

わたしがセミを見るように
セミの方もわたしを見ていたのかしら？と
わたしの意識はセミのいる窓から離れなくなってしまった。笑

この時はちょうどお彼岸で
ご先祖様がセミの姿になって戻ってきたのだろうか。

3日目の金曜日の夜、仕事から帰り
カーテンを開けたらセミさんの姿はなかった。
う・・・寂しいけど、でも家に来てくれてありがとう。