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「LAMP〜日本編〜」を通じて学んだ3つのこと

先日e-Educationの新プロジェクト「LAMP」の日本渡航プログラムが終了しました。怒涛の6日間の概要を記事にまとめましたので、良かったらぜひご覧ください。

さて、noteではその感想を。今回の「LAMP」ですが、運営側も本当に学びが多く、今回の日本渡航プログラムを通じて3つの大きな学びがありましたので、ここで共有させてください。

【1】よそ者・わか者・ばか者が、きっと世界を変えていく

今回のプログラムでは、参加者たちが私の想像を超えていく瞬間がたくさんありました。

例えば、2日目の街頭ヒアリング調査。声かけに失敗しても果敢に調査をお願いする彼らを見て、彼らには勝てないなと素直に思いました。

また、「日本が防災先進国になるためには?」というテーマに対する参加者たちのアイデアも素晴らしかったです。Suicaの裏側に防災Tipsをのせるアイデアや、都内のWi-Fi接続時に防災クイズを出すアイデアなど、よそ者ならではの視点を持って課題解決に挑む参加者たちを見て、きっと彼らがきっと世界を変えていくと自信を持つことができました。

▼わか者の力▼

▼よそ者の力▼

【2】現場力・構想力・発信力が、社会を変える鍵となる

この3つの力は、私の前職JICAが「国際協力のプロフェッショナルになるために必要な力」として新卒採用時に強調されていた言葉です。正直に話すと、当時の自分はこの3つの力、特に3番目の「発信力」がなぜ必要なのか、あまり腑に落ちていませんでした。

でも、テレビや新聞離れが進み、SNSによる偽ニュースが溢れている今ほど「発信力」が求められる時代はないでしょう。個人の発言が100万人を超える人たちに簡単に届く今だからこそ、自ら現場に赴いて課題の本質を見極め、課題に絶望することなく解決するための構想を練り、それを世界中に発信する力が求められます。

今回のプログラムでは「発信力」の強化に力を入れ、日本の第一線で活躍されるトップクリエイターの方々にご協力いただきましたが、参加者たちの反応を見て、「発信力」は今の国際協力に不可欠な力であると確信しました。

【3】国境を超えた優しくて強いチームが、複雑な未来を超えていく

では、現場力・構想力・発信力を1人で全て身につけられるかというと、そうではありません。また、よそ者・わか者・ばか者だけでも世界は変わりません。社会課題はどんどん複雑になり、国境を超えた課題に溢れる未来はもうすぐ近くまで来ています。

複雑な未来に負けないためには、国境を超えた強いチームが必要です。短所を補って長所を伸ばし合い、一人ではできないことを、みんなで一緒に実現していく優しくて強いチームが、きっとこれから必要になります。

この「LAMP」はそんなチームが生まれる場だと思っており、参加者たちが手を取り合い、複雑な未来を超えて行ってくれることを心から願っています。

▼短所を補い、長所を伸ばす▼

▼一人ではなく、みんなで挑戦する意義▼

最後に

「LAMP」は、ここで終わりではありません。4月にミャンマー、そして8月にバングラデシュと、まだまだ旅は続きます。

もちろん渡航するタイミングだけではなく、振り返りや渡航準備を重ねながら、「学ぶ・行動する・作る(Learn-Act-Make)」に溢れた時間にしていけたらと思います。

最後になりますが、今回の日本プログラムにご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。皆さまの感謝の気持ちを忘れずに、彼らと学びの旅を続けてまいります!

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