1on1ミーティングと面談は似て非なるもの
こんにちは。岩田海和です。
マガジン「会社の未来を創造する1on1ミーティング」では、「なぜ1on1ミーティングが良いのか」、「1on1ミーティングをすると組織に何が起こるのか」などについて発信していきたいと思います。
小さな会社の経営者にはぜひ1on1ミーティングを実施してほしいのです!
1on1ミーティングと面談は違います!
1on1ミーティングの実施をご提案すると、「うちは昔から面談してるよ」という経営者は多いです。
しかし、皆さんが知っている「面談」と「1on1ミーティング」は、実はまったく異なるものです。
1on1ミーティングだろうが、面談だろうがどっちでもいいよ!なんて言わずに、その違いを一緒に見ていきましょう^^
従来型の面談
面談の多くは、主体が上司(あるいは会社側)にあります。
・上司が伝えたいこと
・会社からの通達
・上司がメンバーに訊きたいこと
そもそも実施の目的が、「指示」「教育」「業務の進捗確認」「評価の通達」といったものが多いのではないでしょうか。
そんな面談を受けるメンバーの気持ちはどうでしょうか。
おそらく面談をネガティブに捉えている人がほとんどでしょう。
たとえばこんな風に。
・また呼び出された、面倒臭い
・何を言われるんだろう、何を聞かれるんだろう
・仕事が忙しいのに…
こんな感じですから、当然「楽しみな時間」とはならず、お互いにストレスを感じる状態に陥りやすいのが事実です。
成果が出る1on1ミーティング
実際に成果を出している1on1ミーティングは、上司もメンバーもその時間を大切に扱い、楽しみな時間になっています。
まず主体となるのは、上司でも会社でもなく、メンバーです。
・メンバーが困っていることを聞き、アドバイスする
・メンバーに活躍してもらうために個性や能力を把握する
・メンバーの目標の共有や達成のサポートをする
・メンバーが自分の気持ちを話す
成果が出る1on1ミーティングは、メンバーの前進、成長をサポートするための時間になっているのです。
1on1ミーティングは、メンバーにとって安心な時間であり、場となっています。
双方向のコミュニケーションを取りながら、信頼関係を深めることができます。
呼び出されるのではなく、定期的に実施され、仕事で何かあれば、「1on1ミーティングで相談しよう」という習慣ができ、小さなフラストレーションを溜め込むこともなくなります。
このような質の良いコミュニケーションは、メンバーが活躍する組織づくりには欠かせません。
大切なのはメンバーの気持ちを理解しようとすること
世の中には、「自分の想いが伝わらない」と感じているリーダーで溢れています。
しかし、そんなリーダーと同じように、メンバーは「上司には自分の気持ちは分からない」と感じています。
もしあなたが、「自分の想いが伝わらない」と感じているリーダーであるならば、まず、上司であるあなたが、メンバーを理解するところから始めてみませんか?
⾃分の想いを伝えたいのなら相⼿の考えや想いを理解することが先決。
1on1ミーティングから信頼関係が⽣まれ、メンバーの特性を掴み、主体性と⾏動を引き出していくことで前進をサポートできます。
これは、従来型の面談をしていては決して叶わないことなのです。
【結論】
メンバー主体の1on1ミーティングを実施して、メンバーが活躍する組織をつくっていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
会社ごとに実施する「1on1ミーティング・スタートアップ研修」のご依頼をお受けしています。効果的な1on1ミーティングを実施したいとお考えであればぜひご検討ください。
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