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妊娠から出産までのあれこれ(妊娠初期編① 2ヶ月〜)

「胎嚢が見えますね」
エコーを見ながら放たれた医師の言葉にすぐ反応できず、タイノウってなに?ってところから始まった妊娠2ヶ月。

夫へ妊娠してるよ、2ヶ月だって!と伝えたところ、彼は神妙な顔をしつつも一瞬でその事実を受け入れていた。

わたしはといえば、妊娠することができた、という自分の身体能力に多少の喜びを感じてはいたけれども、出産、育児ができるのか?といえばまた話は別で、今回の予想外の結果に戸惑っていた。
我が家では人工授精を用いた妊活を半年だけ行うと事前に夫婦で決めており、それに伴い夫の精子を調べたところ、精子の動きが悪く人工受精では妊娠し辛いかもしれないと医師より告げられたばかりでの妊娠だったので、わたしとしては心の準備というものが、全くできていなかったのだ。

もともと子供を持つ気が無く、半年の人工受精では結果も出ないであろうと始めた妊活一回目で良い結果がありがたいことに出てしまい、とてもとても混乱していた。

とはいえ、腹の中に内臓以外のなにかがいることはまぎれもない事実で、トイレへ行った際など、きばりすぎてウンコとともに流れたりしないよな?とびびりながら用を足すなど、妊娠したという事実に基づき混乱しながら妊婦生活が始まった。

そして、案の定メンタルが非常に不安定になる。その他の要因も重なり、残念ながらメンタル不調は妊娠後期まで続くことになる。

つづきは、また。

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