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カリフォルニアでLEEP done (子宮頸部円錐切除でした)

終わってしまえば大したことはなかったけれど、施術前日からちょっとびびっていた。切除後は、「出産の方が大変だったな」で終わる。自分で運転して帰ってきた。

切除当日は下腹部が痛かったが、温めれば緩和され、翌日には痛みもない。どれほどの出血があるのかと準備をしていたが、それも大したことはない。ドクターが言ったように、「スムーズな」施術だったのだ。施術の説明を始めてから、トータルで30分ほどだった。

体の一部を切る事になったのはウイルスのせいだが、自分の生活習慣と加齢のせいでもある、と考えて、自分にがっかりしていた。けれども術後は、医学の進歩や、優しいドクターとナース、設備の整った病院に行けるという状況に感謝する結果になった。

ナースの手が、私の腕に添えられて、同情と愛のある眼差しで見守ってくれた。母のように、友だちのように。
"You are doing great." 
と声をかけてくれる。2度も3度も。
「よくやっているよ」

切った肉片を見せてくれた。サンプルとして検査に出す、液体の中の小さな塊。ごくわずかな部分を切ったのだと確認した。
「まだ子宮頸部は、ちゃんと残ってるよ」とドクターが笑いながら言った。

「先生、いつからヨガをしていいですか?」
「どんなヨガか知らないけど、今日はおとなしくするように。1週間くらい、過度な運動はしないように」と明るく言った。
静かに検査結果を待つことにしよう。

日本人の友だちが「大丈夫?」と連絡をくれる。
クリスチャンの韓国人の友だちはお祈りしてくれる。
台湾人の友だちまで、「何かあれば連絡してこい」と心強い。
ありがたいね。


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