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それでは次のニュース。
都市ガスの対応に業を煮やしたプロパンガスが京都の地で攻勢を強めたそうです。市民は何もできずにただ成り行きを見守るしかないということですが、現地はどうなのかお話しを聞きましょう。野村さん。

そうなんですね。プロパンガスが攻勢を強めたのは間違いない事実なのですが、市民の方々に影響が出るかといえば、今のところ一部の人たちに限定されるようです。かなり詳しい内容を市民の方から伺えましたのでそちらをご覧ください。

都市ガスとプロパンガスの争いが過激化してるということですが。

私の知人の一人暮らしのお年寄りがそれなりに年季の入ったアパートに住んではるんです。そのアパートの給湯設備が古くなったので新しいのに取り換えると案内があったそうなんです。

よくある話なのでは?

ここまでは不思議はありまへんなぁ。
大家さん曰く、災害時の復旧が比較的早いという観点から都市ガスからプロパンガスに切り替えるということらしいんです。

確かに災害があって地中のガス管が破損でもしていれば復旧するのに時間は掛かりますよね。それに引き換えプロパンガスは建物内のガス管に問題なければボンベを交換するだけで事足ります。理に適ってるように感じますが。

だけど災害時にプロパンガスボンベを交換できる状態にあるかどうかは甚だ疑問だと思いませんか。

私の認識では表現は悪いですが都会は都市ガス、田舎はプロパンガスという印象です。ですがこの攻勢によって勢力範囲が変わるかもしれません。
このような事例が増えてくるのだとすれば大手のガス会社も安穏とはしていられないだろうと考えられます。

野村さん。
私の認識だとプロパンガスの方が若干高いというイメージがあります。
電気代高騰の折り政府から補助金が出ていましたが、都市ガスにも同様の援助があったように記憶しています。
しかし、プロパンガスは対象外だったような気がするのですが私の記憶違いでしょうか。

お話しを伺った方によると、都市ガスと同じ料金設定となるように大家さんとガス会社で話し合いされているようです。

ずいぶん良心的な大家さんですね。

そのような印象を受けましたが、集合住宅の場合、都市ガスは個人で自由に会社を選ぶことができますし、競争原理が働くからセット割りなどの各種割引の恩恵を受けることもできます。ですがプロパンガスの会社は個人では選べません。
さらにガスコンロは都市ガス用、プロパンガス用と別れている場合が多く、買い替えが必要となる場合も想定されます。
色んなモノが値上げラッシュで実質的な収入減の中でこの出費は痛いのではないかと他人事ながら憂いていると仰っていたのが印象的でした。
以上現地からの報告でした。

京都から野村さんの報告でした。
報告の中で一部不適切な言葉がございました。お詫びいたします。
さて、集合住宅の設備は基本的に大家さんが握ってらっしゃるわけですから、プロパンガスに変えることで何らかのメリットが大家さんにはあるのでしょう。ですが、そこにお住まいの方々に優しいのかどうかは今後の動向の分析を待ちたいと思います。
この件について何かございますか小野寺さん。

はい。先日知り合いの不動産会社の方と話す機会があったのですが、この話をしたところ、最近プロパンガスの会社が京都市内のあちこちで攻勢を仕掛けているとのことでした。消費者にとって恩恵のあることならいいのですが今の段階では判断ができません。このまま抗争が激化すれば死者が出ることも予想されますから注目する必要があると思われます。

今後に注目ということですね。ひょっとすると京都のマンションやアパートではプロパンガスが流行るかもしれません。
それでは次のニュース。


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