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今日の気分は? 202400926 No.328

アイコンがハロウィン仕様に替わりました

今朝の京都は晴れです。1日を通しては晴れ時々曇りの予報です。午前7時の気温は23℃。日中は32℃予報です。まだ昼間の気温は上がるようです。

「付き合うのと一緒に暮らすのは全然別なんだよ」



こっそり、例えば「Doudoitu de Rennka」を始めてみればどうなるか?
誰が気付いて、誰が油断してるのか?
面白そうだと思ったけど、こっそり始めるのは無理っぽい
誰か方法をご存知なら教えて!!

「それは何となくわかる」



「我が儘いってすみません」

「どうして? そんなこと仰らないで。わたくしは、あなたがご自身の思う通りに動いてくれるのがいいのです。わたくしはどこであっても一緒にくっついていきます。それが楽しいんです。それが嬉しいんです」

「そうですか。それでは時々我が儘をいわせてもらいますね」

「時々なんていわないで、どんどん思う通りに動いてください」

「そうさせてもらいましょう。でもホントに時々でいいです。話し合いで決まることもあるだろうし、話の流れでそうなってしまうこともあるでしょう。あまり形に囚われなくてもいいんじゃないですか?」

「そうですか? わたくしは自由に羽ばたいていただいた方が嬉しいのですよ。どちらにしても、わたくしはあなたにくっついていくだけですけれど」

「あまり決めつけないで、徐々に築き上げていきましょうよ。二人の関係を」

「二人の関係を築き上げていくのですね? 嬉しい」

「そうですよ。徐々にね。で、姫は何か我が儘というか、いいたいことっていうか、そんな希望はないんですか?」

「いおうかどうしようか迷っていたことが一つだけあります」

やっぱり無理されているんじゃないか?

「姫の希望も聞きましょう。これでおあいこだ」

そうおあいこ。対等でいられるのならその方がいい。

「おあいこということではありませんが、その姫って呼び方めてもらいたいんです」

「えっ? 姫は歴とした姫じゃないですか」

「他人行儀で嫌なんです」

「そんなこといわれてもなあ。うーん困ったなあ。じゃあ何とお呼びすれば?」

「そこまでは考えていませんでしたが、例えば両親と同じように多紀理とか」

いやいや、いくらあのご両親にお許しを得ているといってもあなたは神ですよ。そんな扱いはできませんよ。誰が許してもあの親父様が許しませんよきっと。それに私の性格からするとやれちゃいそうな気がするんですよね。どこかで歯止めを掛けとかないと色々心配なんですよ。

「呼び捨てですか? ハードル高いなあ。それに親父さまに怒られそうだ。多紀理さんではどうです?」

「多紀理さんは馴染みがありません。さんはない方がわたくしは好きです。それに父さまには何も言わせません。もし文句をいってきたら、わたくしは父さまと口利きませんから」

それは辛いだろうなあ。親父さまは私にぼやくだろうなあ。仕方ない、親父様のためにもここは一肌脱ぎますか?

「善処してみます。慣れないので度々間違うことがあるかもしれませんが、しばらくは容赦してください」

姫が、いや多紀理がニコニコしている。こんなことだけでも嬉しいのかもしれない。

「はい。頑張ってください。わたくしは今まで通りあなたって呼びますから」

色んな神にあなたとかお前と呼ばれているけれど、姫のそれはちょっと熱量が違うんだよなあ。愛されているっていうんですか。幸せ感じるんですよね。

「多紀理って呼び捨てにして、あなたって呼ばれて、なんか夫婦みたいですね。照れます」

「いいじゃないですか。それこそわたくしの望んでいることの一つです」

そうなんでしょうね。でもあなたは神、私は年老いた人間なんです。

「見栄えの釣り合いが取れてないんですよね」

いわなくてもいいことをいってしまった。口から出てしまった言葉は取り返しがつかない。どうも私は一言多いタイプの人間のようだ。

「どういうことでしょうか? 神と人とのギャップということですか?」

「あなたと私の二人だけなら何の問題もありません。むしろその美しさというか神々しさを毎日のように拝めるのは、私にとって至福の喜びです。神と人の問題でもありません」

「ではどういう……」

「簡単にいえば、お嬢さんと爺さんに見えるということです。良くて娘と父。下手すりゃ孫と祖父に見えるってことです。私たちが夫婦のようだと思っていても、世間の見え方なんてそんなものです。二人でお出掛けなどするようになると、変な目で見られることもあるかもしれないなと危惧しています」

「なんだそんなことですか。あなたが仰るように、確かに見た目の年齢差は否定できませんね。気が付きませんでした、ごめんなさい」

「謝らないでください、あなたが悪いわけじゃないのだから」

「あなたの見た目をわたくしに近付けるのは少し無理がありそうですので、わたくしがもう少し年上に、あなたと近い年齢に見えるようにすればいいということですね」

「いやいやそこまでしなくても」

「それで夫婦気分が味わえるんでしょ? 一緒にお出掛けしても周りに気遣いしなくて済むのでしょ? 簡単なことです。どれくらい歳をとりましょうか? こんな感じでいかがでしょう?」

一瞬にして姿が変わった。年齢的には釣り合うようになったと思う。が、美しさは変わらない。これが美魔女というやつか? これを美魔女といわずしてどれを美魔女というんだ。
でも、やっぱ目立つなあ。

「相変わらず綺麗なままだ。ありがとう。私に寄り添ってくれて」

「それはわたくしが望んでいることです。それに、これでとりあえず見た目は夫婦ですよ。あ・な・た」

ニコニコと笑う多紀理は本当に嬉しそうだ。

「ついでにもう一つあるのですけれど、その口調も直しませんか?」

「口調ですか?」

「あなたは、他の神々にもそうなのですけれど、他人行儀な話し方をされます」

「一応他人ですからね」

「わたくしにもです」

「私の中では違いはあるのですけれど」

「わたくしが感じるのは、月読のおじ様が唯一の例外で、親しく話されているように見えます。わたくしにもそうしていただけると嬉しいのですけれど」

「丁寧に話すのは、夫婦なのだから必要ないでしょ、ということですよね?」

「そうしていただきたいということです」

「月様には確かに砕けた話し方をしている自覚はあります。でも礼儀を弁えないといけないとも思っています。だから、親しき仲にも礼儀ありということで許していただけませんか? 場面によっては、もう少し親しい話し方ができるかもしれませんが、すぐには無理かもしれません」

「今のあなたのお言葉は、わたくしにも当てはまることです。やっぱり徐々に関係を築くのが正しいようですね」

つづく

「例えば、ムチャクチャ化粧が上手な人がいたとしよう」



◆近々最終日を迎える企画

9/26 20:00まで 本日最終日です。


9/28夜まで


9/29まで


9月末日まで


9/30まで


後夜祭:9/30まで


◆最終日までずいぶん時間のある企画

2025/7/5まで

「化けちゃう話ね」



◆期限なし企画が新しい順に並んでいます。

※投稿された日付から1か月で削除されますが、イベントが終わったわけではありません。

10/23日で削除します。


10/20で削除します。


10/20で削除します。


10/18で削除します。


10/8で削除します。

「そう、お泊りがないと素顔を見ることはほぼないよな」



9/28 9/21に1回目が開催されました。次回は次の土曜日です。


10/2~10/6


10月4日 0時~10月9日 23時59分


10/10~10/21 フライングありだそうです。日付設定の意味あるの?

「私素顔だけど、少しは化粧した方がいい?」



1曲目は GWEN STEFANY Somebody Else's 


2曲目は Jean Dawson Houston 


3曲目は Laurel Kissing With The Top Down 


お気に入りの曲のリクエストやこういう特集を組んでほしいなどがあればコメ欄にお願いします。ジャンルも問いません。

「お泊りしてるんだから素顔でいいんだよ」


#今日の気分 #iTunes #GWEN_STEFANY #Somebody_Else 's #Jean_Dawson #Houston #Laurel #Kissing_With_The_Top_Down

「良かった。それで?」


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