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日々を残す、日記帳としてのGR

なんかいい感じのタイトルを思いつきたかったのですが、
パッと浮かんでこず。
これもまた人生。みわです。

さあ、GRといえばスナップ、
スナップといえばGR。

みんな大好きGR。
今はGR IIIと、IIIxが発売中。
28mmと40mmで、どちらも全く同じサイズ。
スマホと遜色のない大きさなのに、APS-Cに手ぶれ補正も入ってる。

すごいカメラですねぇ。

小さいカメラ、それもポケットに入るくらいの。
別に画質云々ではなく、日記のような、メモ帳のような存在。
それが欲しくて、メルカリで1万円なのを見つけて一つ買ってみました。

GR DIGITAL IIを買ったよ

というわけで買ってみたのは、
RICOH GR DIGITAL II

2007年に発売された、CCDの小さなセンサーのカメラ。

フィルム時代から大きく変わることのないデザイン。
現行のGR IIIとて、サイズこそひと回り大きくなりましたが、
全体のまとまりは変わらず。

真っ黒くて小さくて薄くて、金属製で、ストイックな感じのカメラです。

縦横幅で言うと、僕のiphone 12 miniよりも小さい。
「フィルムパトローネよりも薄い」と謳われていた、
初代GRとほぼ同じような薄さ。

センサーが小さいので、正直iphoneと画質は変わらないどころか、
最新の画像処理の効いているiphoneに大敗しています。
暗所なんてひどい有様です。
有効口径比で言っても、2.6(iPhone)と2.4(GRD2)で、
若干ですがiPhoneのほうがボケも作れるという。

Dazzカメラも好きで、正直iPhoneでよくね?
と言うところなのですが、より真っ直ぐに
撮影に入れる感じがしていいかなとか思っています。

日付入れ機能がいいよね。

これまたDazzでもできるんですが、
日付入れ撮影がありまして。
それがなんか、日記的にすごくいいなぁと。

ほら左下に。
ほら右下に。

出てくるんです。日付が。
まぁそれだけの話なのですが、
それがなんか、なんかいいかなって。

写真ってね。今僕数え切れないくらい撮っちゃいますが、
いつの写真だったんだろう、とか、
あの日の自分はどんなもん見てたんだろう、
的な感じに、少しでも引っ掛かりになったら面白いかなぁと。

現場にiphoneのシャッター音は大きい時もある。

ポケットに一つ、小さなカメラを入れておいて、
ぱちぱちと目の前の事象を記録していく感じが、今は面白くって。
別に画質とかではなく、その瞬間に取り出せて、静かに撮れる、
それだけなんですが、それが欲しい気分。

日常により馴染む感じというかなんというか。
誰も身構えなくていいけど、それがスマホではなく、
カメラで撮れるという感じで。
なんか、いい感じ。

別に編集をする気もなく。
ただただ、ぱちぱちと、
慎ましやかな感じの音と一緒に、撮ってく感じで。
日付が入ることでよりなんだか記録感が上がってる気持ち。

例えばこいつとフィルムカメラなんかの組み合わせも、
全く違う取り方ができて面白いだろうし、
これ一つ持って出かけるのも実に軽快。

AFがコントラスト検出で遅いのは、MFにしちゃえばノータイム。
センサーがすごく小さいから、絞って無限に合わせれば、
パンフォーカスになるし、GR独特な(?)スナップモードは、
3~5mに固定でピントを置いてくれるから、
ちょっとそこの人が気になる、とかもラグなく撮れちゃう。

金属製でひんやりしていて、丈夫そうで、
それでいて小さく軽く。
fp大好きな自分としては、これはたまらない。
しかもフラッシュついてる。
GR IIIにはついてないフラッシュが、ついてる。

このフラッシュが小さい割に結構強力で、
小さいセンサーで夜も頑張ってくれる。

なんかポケットサイズでこういう感じ、
それがコンデジというものなんだけど、
すごく楽しいわけです。

あとめちゃくちゃ寄れる。
最短レンズの眼と鼻の先。
これを使うのかと言われると正直よくわかりませんが、
寄れます。GRD。

無加工な単純なJPGも、
謎の生っぽさがあって、
普段編集前提な自分的には、
逆になんというか気持ちがよくって。

液晶も正直いってひどいもので、ある程度の確認レベル。
でも帰ってきたらしっかり写ってて、なんかそういうのもいいなみたいな。

買ってすぐ売ってやろうかとも考えていたんですが、
これは長い付き合いになるかもしれません…


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