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なぜ、都内IT系上場企業を辞めて、北海道でゲストハウスをやろうと思ったかという話 その2

その1の冒頭にも書いたのですが、前職は面白かったです。

社長の考えが面白いなー素敵だなーと思ったので入社したのですが、入ってみたら予想以上に多種多様な価値観を持った人が働いていて結構びっくりしました(最終的には良い驚きとなった)。そして、おおお300人くらいの会社というのはこういう感じか、と良くも悪くも学びました。働いている間に500人くらいになったので、そのフェーズ特有の空気感というのも感じ取った気がします。

働く基本姿勢、というのも、クライアントや上司同僚から、学びました。誠実さとか義理とか人付き合いとか会議設計とか業務効率化とかなんかそんな感じ(頭悪そう)。それが正しいものかは分からないし、まだ基礎を学びきれたとは言えません。でも私はここで身につけたものを、これから軸にしていくんだろうし、結構いい感じなんじゃないかと思っています(頭悪そう)。

あと、IT系って、びっくりするほど横文字とか、ツールが多いんですよね。他を知らないけど絶対そう。最初は何言ってるんだかさっぱりで(KPTって何、GITって何)、私がどこぞの機械音痴なアナログ学級委員長っぽいもんだから上司同僚たちから「君はWEB屋にいるくせにWEBに弱い」と言われ続けました。

でも一般的にみるとそんなに弱い方でもなさそうだと気付きました。今はがっつりタスク管理でTrelloとか使っちゃってるし、転職先のゲストハウスで無理やり業務効率化のツールいれようとしてびっくりされている気がする。友達に「このアプリのUIが、」とかいってる自分にひく・・・。適度がいいけど、クリエイティブなものにわくわくするって幸せなことだなって思います。

楽しかった話もいくらでもでてくるので、やっぱり、いい会社に入ったと思っています。

じゃどして辞めるんだってまた話を戻します。


生涯、自分は命をかけて何をやりたいんだろう。明日死ぬとして何をしていたいだろうと、真面目に毎日考えていました。

そうすると、教育実習の時のことを思い出すのですよねえ、不思議。その度に「調子乗るな!」と自分に言うのですが。

あと英語が好きなんですよね。そんなにできないので、だから勉強したいのですが、好きなんです。音?多分音が好きなんです。

じゃあやっぱり、どこかのタイミングで留学してTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages:英語を母国語としない人たち向けの英語教授法)の修士とろうと、決意しました。英語を母国語にしない人は日本以外にもたくさんいるので、仮に日本が沈没してしまっても生きていける気がしたんです。

留学フェアとか行っちゃったりして、1年で済むイギリスかな、お金貯めて準備勉強で2〜3年後だな、とか思い始めました。

そんな折に、偶然、友人のつながりでとある札幌のゲストハウスに泊まる機会がありました。

まあそこに勤めることになるのですが。

つづく(次で最後にします)


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