アパレル店員の実状~路面店勤務編~
こんにちは。miwa.です。
前回はファッションビルで働くことのメリット・デメリットを書かせてもらいました。
今回は路面店勤務の販売員の働き方について書いていきたいと思います。
同じアパレルでも、ファッションビルの働き方とはガラッと変わるところもあるので、違いもわかりやすく説明していきますね。
路面店勤務の良いところ
①一人のお客さんに対してゆっくり丁寧に対応できる
ファッションビルに比べると、路面店はお客さんの入店数は少ないです。
店舗にもよりますが、ファッションビルの入店数が100だとすれば、路面店は50~60くらいですね。
お客さんが少ない分、一人の方にたっぷり時間を使ってご対応できるのが路面店のよいところです。
洋服の知識やよいところをたくさんお伝え出来ますし、お客さんと洋服以外のことについてお話して、仲を深めることができるのがとても楽しいです。
たくさんお話できるので、次の来店の時に販売員の顔を覚えてくださるお客さんもいらっしゃいます。
自分のことを覚えてもらえると、モチベーションアップにも繋がりますね。
②業務にしっかり時間を使える
店内にお客さんが一組だけ、という時間も多いのでそのような時間を使って、業務を行うことができます。
ファッションビルの働き方でデメリットにあがっていた、業務に時間をあてることができないという項目が、路面店だと解消できます。
もちろん、仕事スピードが早ければ早いほどいいことには変わりないですが、余裕をもって仕事に取り組めるのはとてもいいですよね。
③目的意識の高いお客さんが多い
駅直結のファッションビルだと、用事はないけど帰宅途中に寄って帰ろうかな…というお客さんも多いですが、路面店の場合○○が見たい!と明確な目的をもって来られる方がとても多いです。
すでに洋服に対して知識をもって来店される方も多いので、始めからから専門的な知識のお話ができたりと、深いお話ができることも楽しさにつながると思います。
路面店勤務の大変なところ
①1日の来店人数が少ないので、販売回数が少ない
よいところの①でもあげましたが、来店人数がファッションビルに比べると路面店は少なく、必然的に接客回数が減ってしまいます。
接客回数が少ないと、自分の接客技術を磨く機会が減ってしまうように感じるかもしれません。
ただ、回数が少ない代わりに、一人の方とお話できる時間がたくさんあるので、それを活かしてお客さんへ最大限のサービスを提供することが大事になります。
例えば、Tシャツ一枚探しに来たお客さんにも、どういうコーディネートだったらかっこよく着られるのか、どんなお手入れをしたらよいか、など丁寧な対応が大切になります。
そうすることで、自分の提案の幅を広げ、販売の能力を高めることができます。
②自分で仕事を探す必要がある
時間に余裕があるので、担当していた業務が終わってしまった…なんていうこともたまにあります。
しかし、勤務している間は何かしら仕事をしなければいけないので、自分で自分の仕事を探す必要があります。
仕事を与えられるのを待っているだけではいけない、ということです。
今この店の中で自分のできることはなんだろう、と考えて動くことが大切になります。
そうして考えながら働くことで、自分のできることを増やしていくことが自分のスキルアップに繋がります。
③姿勢や言葉づかいなど、所作の良し悪しが目立つ
店内に他のお客さんがおらず、1対1でお客さんと話すことが多い路面店では、販売員の所作がとってもよく見られます。
販売員がお客さんとたくさん話をしてよく知れる分、お客さんから「この人ってどんな販売員なんだろう…」と注目して見られることが増えます。
そんな時に、洋服を粗末に扱っていたり、姿勢がだらしないと、とても目立ってしまいますよね。
そのため、丁寧な所作や言葉遣いがとても大切になります。
丁寧な所作を学ぶためには、どうしたらお客さんに気分よく買い物してもらえるかな?とお客さんの気持ちになって考えることが大切です。
こういうふうにされたらお客さんも嬉しいかもしれない!と想像力を膨らませて行動してみることが大切です。
おわりに
以上が路面店勤務の良いところ・大変なところ、でした。
ファッションビルの勤務とは違った良さや大変さがあることがわかってもらえるかなと思います。
アパレル業界とは、どんなところなんだろう?
実際働いてみた感じってどんなふう?
と、疑問を持っている方の参考になれば嬉しいです。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました☺
miwa.
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