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豊島の森




( 前回のつづき )





原っぱの隣には、






木立に囲まれた芝生もあって、




子供たちも来ていました。








地上から10階の高さにあることを、忘れてしまうような空間でした。






すべて、豊島区に自生している草木が植えられていました。


ここが完成したのは4年前です。

アクロス福岡のような空間が、ついに東京の、しかも都心の池袋にも誕生したことを思うと、感慨深いものがありました。

この屋上庭園は「 豊島の森 」という名前で、自然そのままの森というよりは、ナチュラルガーデンのような空間になっていました。

自然な雰囲気の、まるで開放的な森のような庭。このような雰囲気を求める人が、東京でも少しずつ増えてきているような気がします。






鬼百合(おにゆり)、擬宝珠(ぎぼうし)、女郎花(おみなえし)などの、草たちが花を咲かせて、








新鮮な水が、せせらぎの音を立てながら流れていました。







展示パネルもありました。




(以下、パネルに書かれている文章です)

「 台地の自然環境 」

武蔵野の雑木林とその下に生育する草花を再開し、平坦な台地状の溜池(ためいけ)にみられた水辺環境とともに台地の自然環境を復元しています。





「 エコミューゼとは 」

「エコミューゼ」は、エコロジー(生態学)とミューゼ(博物館)をつなぎあわせた造語です。豊島区の自然や文化を庁舎全体で保全・育成・展示し、地域社会が継承すべき環境を身近に体感できる場所として整備しています。


「環境を守りつなげる都市づくり」

人工物で覆われた環境負荷の高い都市から、海からの風や山からの水を守りつなげる循環型都市づくりへの転換が求められています。




「 豊島区の地形構造から 」

豊島区は武蔵野台地の東端に位置し、小河川によって削られた台地、谷戸、崖線(がいせん)などの変化に富んだ地形構造から形成されています。台地と神田川の高低差は、エコミューゼのある10Fから4Fとほぼ同じになっています。


「 豊島区の未来を描く 」

豊島区の地形構造を再現した環境庁舎から、緑とのつながりや自然エネルギーの活用など、高密都市が目指すべき未来の風景を提言しています。






















豊島の森がある10Fから、外階段を下りました。











下のフロアにも、植栽は続いていました。





看板があったので近づいてみると、


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キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことになっています。 全体マップはコチラです。↓ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/

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