見出し画像

初入御山内



和歌山県の山中へ行きました。


僕が行った所は、





熊野古道にある、滝尻王子( たきじりおうじ )という場所で、



平安時代の公卿・藤原 宗忠が、中右記という書物でこの地のことを「 初入御山内 」と記しており、ここから先は、いよいよ熊野の霊域とされてきた場所です。





ここには2つの川が合流していて、




1月下旬なのに、モコモコと茂る森の前に、



滝尻王子がありました。







王子とは、熊野への巡礼道の中にあって祈りを捧げる要となる場所で、
往時、王子は約90ほどあったと云われています。

中でも、特に大切な5カ所の王子は五体王子と呼ばれ、この滝尻王子は五体王子の1つ、そして熊野の霊域の入口にあたる場所として、厚い信仰を受け続けてきました。




滝尻王子の神殿でお参りをしてから、この先の熊野古道を歩き始めました。








ここから先は

354字 / 21画像
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことになっています。 全体マップはコチラです。↓ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/

forest forest

¥360 / 月 初月無料

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?