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forest forest

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々… もっと読む
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな… もっと詳しく
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2022年3月の記事一覧

春の落葉

熊本県、球磨川( くまがわ )です。 人吉市の市街地を流れて、 人吉市の中心にある、人吉城( ひとよしじょう )の横を流れます。 その、人吉城の城跡へ行きました。 3月の下旬に訪れた、その城跡には、 染井吉野( そめいよしの )が、満開の花を咲かせていました。 そして、その右横には、

9500年前の森

上の地図の赤い丸、鹿児島県、霧島( きりしま )市の海岸沿いに、 標高が250m ほどの台地があります。 昭和61年( 1986年 )、その台地の上で、大発見がありました。 丘の上には、

嵐山の上流

( 前回のつづき ) 奥嵯峨から、さらに山奥へと進みました。 鳥居本( とりいもと )と呼ばれる、石畳の集落の奥へ進むと、 集落の名前の通り、鳥居がありました。 この鳥居は、愛宕山( あたごやま )の山頂にある愛宕神社の一の鳥居( いちのとりい )で、 参道の入口であると同時に、 京都盆地の周囲では、最も標高が高い愛宕山の山頂へ向かう登山口にもあたります。 現在は、鳥居からまっすぐに道をすすむと長い車道とトンネルになっていて、 僕は鳥居から左折して森林へ入り、

ピンク

京都市、嵐山( あらしやま )です。 嵐山の象徴、渡月橋から眺めると、 黄色い線でふちどった小倉山( おぐらやま )のお椀を伏せたような山容が、この名所の風景に、ひときわ大きな印象をもたらせていると思います。 小倉山の右側を反時計回りでまわりこんで、川の上流まで行きました。 奥嵯峨( おくさが )とよばれるこの地域は、まるでタイムスリップをしたような町並みがつづいており、 奥まった山あいには、

嵐山

京都市街地の西の端にある、嵐山( あらしやま )です。 その嵐山の象徴、渡月橋( とげつきょう )です。 平安時代、道昌( どうじょう )というお坊さんによって架けられた古い橋です。 渡月橋をわたって、100メートルほど上流へ行くと、

木々の引越し ①

( 前回のつづき ) 洗濯物が乾きづらくなってきて、木々もいよいよ茂ってきたので、 もっと広い場所に、この木たちを移植したいと思いました。 滋賀県の北部に、木々をのびのびと植えられそうな場所とご縁ができたので、 2月と3月上旬の1ヶ月半をかけて、木々の根本を掘り、移植の準備をすることにしました。

2004年 〜 2021年

2004年、京都市内の実家の屋上に、鉢植えが並ぶお庭を作りました。 それから5年間、日本中の森を巡って、2009年に実家へ帰ると、 鉢植えの木々は、元気いっぱいに成長をしていました。 毎朝水やりをしてくれたお父さんとお母さん、ありがとう。 晩秋になると、 紅葉しました。 そして2010年に、京都市の南へ車で40分ほど行った所にある城陽( じょうよう )という街へ引越しました。 引越しをした大きな理由は、 鉢植えたちを、地面に植えることでした。 1年が経っ

戦国ヒーローの居館

岐阜市、金華山( きんかざん )です。 山の上には、岐阜城の天守閣が復元して建てられています。 そんな金華山の麓は、現在は岐阜公園という名前で整備をされていて、 奥まった所には、 金華山の山上へ通じるロープウェー乗り場になっています。 ロープウェー乗り場の近くには門があって、 そこから入ると、 直角に曲がった通路があって、 石碑が立っていました。 そこには、「 織田信長居館跡 」と書かれていました。 かつてここには、永禄十年( 1567年 )から天正四