『オーディション対策 2/7 『本当の自分なんてない』という前提』5分で読めます

オーディション対策、第一回からたくさんの反響があって驚きつつ、めっちゃ嬉しいです。
リアクションがあるって嬉しいですね。


さて、今日はオーディション対策の第2回。

最初にごめんなさい!!


『オーディション対策 2/5 自分の武器 弱点こそが最大の武器』

の予定を変更して、

『オーディション対策 2/9 「本当の自分なんてない」という前提』

をお送りさせてください!

というのもですね、
書いてたら長くなりまして、
自分のことっていうのは演技においてもめっちゃ大切で丁寧に伝えたいのと、note一回の情報量を多くしすぎないようにしたいので、
連載回数を増やさせてください!!

よろしくお願いします。

ありがとうございます!
ぜひぜひ、お付き合いいただけたらと思います。


さ、ということで今日から『自分を知る』というターンなので
『自分の強みとは?』
ってことについて語っていきたいと思います。


まずお伝えしたいのは、

『オーディションでは、普段のあなたをベースに戦うべき』

ということです。


理由は、
普段のあなたが、あなたにとって一番使い慣れた武器だからです。

その場限りの付け焼き刃でやっても単純に戦い慣れてないので、弱いです。
どんなに強い武器でも、使い慣れてなければ戦えません。

ミサイル持ってても撃ち方を知らなければただの鉄の塊です。
そんなん持って戦っても、使い慣れたナイフ持った人には負けてしまうでしょう?


さて、普段の自分を見せるとか言っても、

「普段の自分がよくわかんないから困ってんじゃん!」

という声が聞こえそうですが、大丈夫、きちんと説明していきます。


自分シリーズのメニューはこれです!

前提:本当の自分なんてない

①強みに対する勘違い<弱みは強み>

②武器は一つにまとめる<100万人に一人理論>

③見せ方のコツ<相手にツッコませる>

この三つです。


今日は『前提』までです。

突然ですが、質問です。


『あなたの強みはなんですか?』


うーわ、出た出た


って思った人多いんじゃないですか?
書いてる僕も、今、胃が痛いです。

これ、めっちゃ聞かれると思うんです。
そして聞かれる度に、

「いや、自分の強みとかわかんねえわ!」

ってなるんですね。

まぁ、自分のことがわかったらどんなに良いかってことですよね。はい。

なので、なんで苦手なのか?

誰から見ても変わらない自分の印象なんて存在しないのに語ろうとするからおかしくなるのです。


まず、
『本当の自分なんてない』
これを体に叩き込んでください。


え?ないの?どういうこと?
じゃあ、ここにいる自分いるじゃん!どういうこと?何?哲学?


って混乱しますよね。

大丈夫。今から説明します。


自分の印象なんて相手に見える印象で全く変わってきます。

本当の自分っていうのは、実に曖昧で定義しずらいものなのです。


身長がわかりやすいので、それで例えて説明していきますね。


あなたが男子だったとして身長が150センチだったとします。
自分の背は低い印象だと思いますか?


どうですか?


日本のように平均身長170センチの国にならば「背低いね」って言われるかもですが



でも、平均身長130センチの国に行ったらどうですか?
「背高いね」ってなってしまいますよね?


さらに、平均身長150センチの国に行ったら
「ま、普通だね」ってなってしまうんですね。


同じ150センチなのに、場所によって印象が違うのです。

150センチという事実は変わらなくても、場所によって評価はかわります。

これが身長という絶対的な数字すらない、印象ベースの評価のものだった場合、絶対評価なんて存在するわけないのです。
イケメンとかカワイイとか面白いとかね。


ざっくりいうと、好みによるっていうことになります。

つまりね、

「私は面白いんです」

と自己PRされても

審査員的には

「ん?」

ってなってしまうことが多いんですね。

だってあなたが面白いと思うかどうかはその場では審査員が決めることなのです。

つまり、
あなたが自己申告するものではないのですね。


なので、
自分が持ってる武器を提示することができたなら、

「あとは審査員次第さ」

と、身を預けてしまってください。

評価はお任せする勇気が大切。
大丈夫。オーディション落ちても死にはしません。


評価ではなく、こういうところがある、こういうのを好きです。ということを提示するだけですね。
これに関しては明日お話します。


そしてその自分の武器を見せるために必要なのは、緊張して自分をよく見せようとすることではなく、いつもの姿を見せることが一番近道なのです。


これが前提です。もう一度言いますね。

「本当の自分なんてない」

ので、自分を語ろうとするのは得策ではないよ、ということです。

ここまでが『自分の話』の前提『本当の自分なんてない』

です。


さ、ということで、明日こそは

『オーディション対策:3/9:自分の武器 弱点こそが最大の武器』

をお送りします。


明日も19時くらいに会いましょう。


ではでは、また明日!
演劇王子みうらでした。

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と思ってくれた方は、いいねやRTお願いします。みなさんからのリアクションにびっくりするくらいに力をもらっております。

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