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宇多田ヒカル「traveling」を聴いて

その歌は、色褪せない。

世に放たれて
20年以上の時が過ぎても、
なおも時代の先を行く。




一瞬、静まり返ったと思えば
ポップで軽快なイントロから始まり、
彼女の放つ ひと文字で
世界観を作り出す。

「こんなに!?」と思えるほど
多くの刺激を与える画面。

それでも、一目見れば
そこに宇多田ヒカルを認識できる。

平成を圧巻した歌姫は
奇抜なファッションすら
当たり前に着こなす。

なにもかも
時代の先を行く。


さながら
「traveling」する彼女の姿は
人類そのものを超越している。


そして、
脳内ループする「traveling」は
わたしを支配する。


初めて聴く人など
この世にいないと思うが…
ご視聴の際は注意してほしい。

頭から離れない中毒性に
責任を取れないので
ご了承ください。



* * * * *




当時、宇多田ヒカルは
若干18歳にして
この曲を生み出す。

未成年とはいえ
初お披露目したかと言えば
一気に時の人となる。

1stシングル
「Automatic/time will tell」は
ダブルミリオンを達成。

1stアルバム「First Love」は
日本国内のアルバムセールス歴代1位を
記録する。

2024年(現在)、
40歳を迎えた宇多田ヒカルは
精力的に活動している。

2023年7月28日に公開された映画
「キングダム 運命の炎」にて
主題歌で新曲となる
「Gold ~また逢う日まで~」を披露。

翌年、フジテレビ系月9ドラマ
「君が心をくれたから」の主題歌でも
新曲「何色でもない花」を披露する。



彼女の歌声は変わらない。

色褪せない姿に魅了され、
何度も何度も繰り返し
追いかける。

初々しい
当時の恋愛を思い出す感覚に
近いかもしれない。

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