「5分間のスピーチ」撮影した自分を見て、自分の未熟さを知った。
俳優の専門学校に入学し、2年目に入ったときの話です。
次の授業内容は「5分間のスピーチを撮影する」という、ちょっと変わった内容でした。
1.5分間のスピーチ
5分間のスピーチ内容は、「自分について」。
早速スピーチ原稿作成に取り掛かりましたが、自分について5分間も話すのは、割と長めです。
これまでの授業は、すべて演じるものでしたが、今回は等身大の自分自身で勝負するというのもポイントでした。
この約2年間の授業で、「他者を演じる」ことには慣れましたが、「自分自身」だとカメラの前に立つのも抵抗がある。
ひとまずこれまの人生と、今後の夢を台本にまとめました。
2.本番
本番当日は、練習がなくぶっつけ本番だったこともあり、今までにない緊張感が走っていました。
スポットライトが当たり、カメラが一台あり、同級生に見守れる中で、スピーチ撮影がスタートしました。
みんなそれぞれ、思い思いの自己紹介をスピーチ。
中には衝撃的なカミングアウトをするような友達もいました。
僕の番に差し掛かり、考えてきた内容をスピーチ。
話し始めると落ち着いていて、本当に人前に立つのに慣れたなと感じました。
3.鑑賞
撮影後、全員で撮影された動画を鑑賞。
役を演じていない、等身大の自分が写っていて、色々と思うことがありました。
顔つきが幼い、声が頼りない、姿勢が悪いなどなど。
エキストラで映画に出演した時に、プロの俳優さんを直接見た経験もあり、自分とプロの俳優さんとでは、人間的な魅力の差がたくさんあると感じました。
この授業の目的や正解はわかりませんでしたが、僕は等身大の自分を見て、もっと成長しようと思えた機会でした。
まとめ
俳優の専門学校に通い、色んな授業を体験しました。
すべて自分と向き合うものばかりで、今までの18年間とは比べものにならない、濃い2年間でした。
そしていよいよ卒業の日がやってきます。
続きはまた次回お話します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
◆自己紹介はこちら♪
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?