「たこやきマントマン」と呼ばれ学校内で一世風靡してしまった中学生の時の話
小学校の卒業とほぼ同時に、僕はコンプレックスだった見た目を克服することができました。
中学校生活でも色々あった中で、ひとつのエピソードについて話そうと思います。
中学校で同じクラスになったAくん
同じクラスになったのは、幼稚園・小学校から一緒で、中学生になって不良の仲間入りをした友達Aくんでした。
Aくんは僕を気に入ったのか、やたらとイジってきました。
Aくんのイジりは、「友達として」のイジりだったので、寂しかった小学生時代を送っていた僕は、そこまで嫌ではありませんでした。
三浦くんってほっぺムチムチだよな!
可愛いなー!
そう言われながら、僕はAくんに後ろから、ほっぺを触られるがままの日々でした。
馬鹿なのか天才なのか
当時の僕の顔は、丸っこい形をしていました。
同級生からいつも、顔が丸いとイジられていました。
三浦くん、顔丸いよなー!
ボールがあると、それを見て「三浦くんだ!」と言って笑われました。
Aくんから、こんな奇想天外なことを言われたこともありました。
三浦くんの名前ってアルファベットにすると「MIURA」じゃん。
「MIURA」をバラバラにして組み替えると「MARUI」になるんよな!
やっぱ三浦くん、丸いんじゃなー!
Aくんは馬鹿なのか天才なのか、どれだけ僕をイジりたく僕のことを考えていたのか、ある意味凄いなと思いました。
ついに、あだ名が命名される
Aくんと学校帰りにスーパーに行った時に、Aくんはとあるモノを見つけました。
見てみて!
これ三浦くんみたいじゃね!?
そこには商品棚の中に、「たこ焼き」が陳列されていました。
丸いもの=三浦くんと連想されていた中で、「たこ焼きに似ている」ということが、やたらと同級生内でウケて盛り上がりました。
三浦くん、今日からたこ焼きくんね!
そしてその日から僕は、「たこ焼きくん」と呼ばれるようになりました。
たこやきマントマン
次の日からAくんは、学校の黒板という黒板に、たこ焼きの絵を描きまくりました。
同級生「なにこれ?」
Aくん「1組のたこ焼き君だよ」
Aくんはやたらと顔が広く、黒板に描いた絵とともに、僕のあだ名を広めました。
それに拍車をかけるように、当時とあるアニメが流行っていました。
その名も、「たこやきマントマン」
動画があったので、ご覧ください。
たこたこたこたこたこたこたこたこ
たこたこたぁこたこたこたぁこたこたこ
たこやきマントマン
たこたこたぁこたこたこたぁこたこたこ
たこやきマントマン
たこやきマントマン
引用:Uta-net
この一度聞いたら耳から離れないキャッチーな歌が、みんなの中で爆発的に流行りました。
たこやきマントマン〜♪
このメロディと、学校の黒板中に描かれたたこ焼きの絵が話題となり、僕のあだ名が独り歩きしていきました。
三浦くんって、もしかしてあのたこ焼きくん?
知らない同級生からも噂されるようになり、僕はついに学校中で知られる存在となりました。
たこ焼きくんと呼ばれ
学校中の同級生から、たこ焼きくんとイジられ笑われる存在となってしまった僕ですが、それまで一人ぼっちだった小学校生活と比べれば、全然平気でした。
人に笑ってもらえて、楽しんでもらえることは嬉しいなと思いました。
でも、やっぱりバカにされている悔しさもありました。
部活でも活躍できず、勉強もしなくていいものと思ってやらなかったので、成績はいたって普通。
この中学校の中のカースト制で言うと、明らかに「下の下」に位置づけされていました。
今はいいけど、大人になったら、この中学校の中で一番になってやる!
「下の下」だったからこそ、これからみんなを追い抜いていこうという、野心が産まれました。
まとめ
良くも悪くも、幼少期の出来事は、人生に大きく影響しますよね。
中学校の3年間は、スラムダンクに憧れバスケ部に入り、挫折したエピソードもありました。
バスケ部でも学校生活でも色々ありながら、この中学校生活で産まれた野心が、何があっても折れない芯となりました。
そして、どうやったらこの中学校で1番になれるか、考える日々がスタートしました。
今日はこの辺りで、続きはまた次回お話します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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