五月の自選短歌🎏

「コンビニ」が指すのは角のローソンでしかない町で二十二になる

ありきたりな日々に僕が含まれているとわかった 三マス進む

あなたとの記憶の底に紫陽花が咲いてしまって手が届かない

車窓から届くひかりのいくつかがあなたのようで捉えられない

全米が震えてる間に私らは遠い方のコンビニへ行く