スポーツと登山
2008年9月6日に日経新聞夕刊に掲載されたものを修正加筆したものです。
アスリートたちが熱い戦いを繰り広げた北京五輪が幕を引いた。登山だけでなくスポーツもする僕は双方の相違性を常に意識している。
僕は常々、登山とスポーツの向き合い方の違いは、スポーツは全力を出すことに意義があるが、登山や自然を相手にする時は、いかに自分に余力を残すかを考えている。
この考えは僕自身がスポーツに取り組む姿勢であり、登山に取り組む姿勢でもある。
しかし、北京五輪前に柔道48㌔級代表の谷亮子選手が、スポーツ誌のインタビューの中で、こんなことを話しているのを読んだ。
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