Beem

40代、結婚18年目、2児の母。趣味は読書、アート、旅行。旅した国々は50ヵ国以上の仕…

Beem

40代、結婚18年目、2児の母。趣味は読書、アート、旅行。旅した国々は50ヵ国以上の仕事人間。

最近の記事

2022

ここ1週間くらい久しぶりにNoteを書こうかな、2022年の振り返りをするといいなと思っていた。思っているだけで迎えた大晦日。(こちらは大晦日の午後1時になろうとしているところ)このままだと年が明けてしまう・・・「有言実行」の大切さを先日も実感したところだったので、同じことを思わないようにこうしてPCの前にいる。 2022年は私にとっても家族にとっても大きな変化のあった年だった。約5年半暮らした居心地のよい日本を出て、アイルランドで再移住したのが3月。あれからすでに9ヶ月、

    • 弱さを見せられる強さ。Vulnerability is strength.

      先日、こんなツイートをした。

      • 22 March 2022 / A day sky was so blue and magnolia was in full bloom.

        今日、幼馴染みが虹の橋を渡った。 私の母と彼女の母が友人同士であり、近所に住んでいたことから、私たちはある意味生まれる前から友だちだった。 ほぼ同じ頃が出産予定日だったけど、私が予定日よりも早く9日に生まれ、彼女は同月の24日に生まれた。未熟児ギリギリだった私と未熟児だった彼女は、生まれてすぐの暫くを同じ病院の保育器の中で過ごした。 彼女は常に私の一歩先をゆく優等生で、私にとっては前を行く彼女が頼もしく、誇りであった。 保育園、小学校、中学校と一緒に進み、彼女は地元の進学校

        • Restless and hopeless. I stand with no violence.

          ロシア軍がウクライナに攻撃をはじめて4日目。8年前から続くロシア軍のウクライナへの侵攻は報道で目にしてはいたけど、しっかりと把握することもないまま軍事力行使へと悪路を進んだ現実にとにかく心が追いつかない。 ここ数日は正直、意識してSNSから離れている。心が荒らされることを避けるため。戦争への嫌悪感、怒りで震えるほどの憎悪感、どの情報が正しい情報なのかわからないという懐疑的な気持ち、人々が苦しむ映像は見たくない、このような状況下にありながらも変わりなく暮らす人たち(もちろん私

        • 弱さを見せられる強さ。Vulnerability is strength.

        • 22 March 2022 / A day sky was so blue and magnolia was in full bloom.

        • Restless and hopeless. I stand with no violence.

          Change is a new opportunity!

          引っ越しの準備とマンション売却と、実家の片付けと、引っ越し先での住居探し、子どもたちの学校探し、就職活動と試験勉強、そしていつも通りにある家事育児。 バタバタの1月が過ぎ、2月もうもう少しで半ばに到達する。 引っ越しを理解している子どもたちは「今の場所を離れる淋しさ」と「新しい場所への期待」を抱えて精神的にちょっと不安定。 先日息子が「さみしいなぁ。友達と離れちゃうのめっちゃ寂しい。でも引っ越しもすごい楽しみで、寂しいと楽しみが心の中でぶつかってて複雑。糸がぐちゃぐちゃ

          Change is a new opportunity!

          Home is where my family is.

          夫婦揃って去年で仕事を辞めた。家族の新しい一歩を踏み出すため。 1年半以上遅れの移住計画をやっと実行する。コロナで遅延していたのだけど待てども待てども収束が見えないので、待つのを辞めた。待っている間に子どもたちは成長するから。 私は仕事ではとても計画性がある(と自負している)し、用意周到な方だと思うけど、プライベートは真逆。「なんとかなる」で45年生きて来た。だから再移住についても「なんとかなる、なんとかする」という根拠のない自自信がある。でも計画性がないので、夫婦揃って

          Home is where my family is.

          You are enough just the way you are.

          あなたの存在が素晴らしい。 母になって11年。まだまだ足りないと思うことや反省することが多いけれど、親業は大変な中にもかけがえないのない瞬間がたくさん溢れていてとても尊い業(ぎょう)だなと思う。 ふと「業」の意味を調べてみた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ぎょう 〖業〗 ギョウ(ゲフ)・ゴウ(ゴフ)・わざ 1. 《名・造》生活の中心をささえるしごと。くらしの手だて。  「製塩を業とする」 2. しごと。本務。学問。  「業務・業績・業者・業界・作業・学業・授業・

          You are enough just the way you are.

          Gift of words on the Christmas Day.

          2021年12月25日。我が家のクリスマスのお祝いは25日。 12月1日にはじまるアドベントカレンダーの最後を24日の朝に開封してクリスマスイブを過ごし、夜はいつも通りに過ごして、お風呂にはいって眠る準備ができたらNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部: North American Aerospace Defense Command)のサンタトラッカーでサンタの位置を確認する。あっという間に配布されたプレゼントの数字が増えるのを見ながらワクワクする子どもの顔を眺める。

          Gift of words on the Christmas Day.

          自己責任論

          先日、とある方と話している中で「ホームレスの自己責任」という単語が出てきて、少し冷静さを失ってしまった。日雇いなどで働く人の多い業界の方は万年人手不足に困っているので、ホームレスの人たちは「働く場所がない」という言い訳を理由に働いていない、結局のところ働きたくない人たちだ、というのだ。 あまりの言いように腹が立ったが、あくまでも冷静を装いながら、私は実際にホームレス支援をしてきたことがあり、働きたくないという理由でホームレスをしている人に会ったことはないことを伝えた。 ホ

          自己責任論

          待合室で。

          比較的大きな病院に来ている。予約時間から1時間経ったけどまだ呼ばれない。 通路に並んだ椅子でじっと待つ人たちには、持参したであろう小説を読む人、目をつぶってじっとしている人、待合室にある雑誌を読む人、私のように携帯をいじる人、そして泣いている人がいる。 結果が悪かったのか、病院の外で悲しいことがあったのか、どこかが痛いのかわからないけど、嗚咽しないようにグッと我慢して泣いている。 私の視界の片隅にぐっとタオルを握っている彼女の手が映る。 ここが海外だったら「Are you

          待合室で。

          Two souls and little angels

          今日は亡き友人の44歳の誕生日。 毎年、この日に亡き友人を思ってキャンドルを灯す。仲の良い友人グループのチャットで彼女の思い出を話しながら、彼女の誕生日を祝う。 彼女は双子の子を身籠ったままこの世を去った。この世に二人の子を残して、彼女の下の子が私の息子と同い年で、お互い大きなお腹を抱えながら「生まれたら遊べるね〜」なんて話していたのが夢のよう。 そんな彼女の誕生日だけれど、今年はこれまでとは違ってキャンドルを二つ。なぜならば彼女の夫が彼女の元へと行ったから。 彼女亡き

          Two souls and little angels

          2020年最後に想うこと。

          コロナに翻弄された1年が終わろうとしている。年齢関係なく人が亡くなるのは悲しいことだけれど、やはり自分と同年代とか自分よりも若い人が亡くなったと聞くと、なんとも言えない、やりきれない気持ちになる。 病気も事故も、いつやってくるか分からない。なんの用意や覚悟もなしに「死」がやってくるときはある。それが今日かもしれないし、明日かもしれないし、X年後かもしれない、それは分からない。そう思ったときに夫に伝えておきたいことがあると思って先日、こんな話をした。 1976年11月生まれ

          2020年最後に想うこと。

          もうひとりの大切な子。

          先週末からモヤモヤとしていることがある。どう伝えてよいのか分からず、また誰かに話したからと言ってどうにかなるものでもないので、毎晩のように夫と話して「モヤモヤ」をどう消化しようか摸索している感じ。 言葉にして書き出したら少しは消化できるかも?自分の気持ちが整理できるかも・・・?と期待して、今、noteを開いてみた。 我が子には2年弱くらい良く知っている同級生の子がいる。今の場所に引っ越してきて、よく遊びに来るようになったので「親御さんと連絡先の交換がしたい」と思って、私の

          もうひとりの大切な子。

          家出少年のその後…。

          以前書いた、息子が家出という名の冒険をした話。 https://note.com/miurabell/n/nbc7d460b7b23 あの日、息子が無事に帰ってこられたのは地元の高校生の子たちのおかげだった。(以前書いた時には省いてしまったが、息子が家出をしたのは友人と二人でだった。いつも我が家に遊びに来ている子と二人で居なくなったんだった。)部活帰りの彼らが、息子と友人がフラフラしているのをおかしく思って声をかける。『家出した』と正直に伝える息子(笑) 私はもちろんそ

          家出少年のその後…。

          日本一を目指すって言いきれる上司の下で働くということ。

          #私の仕事 私は地方で「中小企業支援」という職についている。中小企業支援って漢字が6個も連続して並ぶと字面からして堅そうで取っつき難そうな印象だけど、私が携わっている中小企業支援は、その真逆で、とてもフレキシブルで取っつきやすい形だと思ってる。前にも何度か書いたけれど、一緒に働く人たちがもうほんとサイコーなの。大半のメンバーが自分で会社を持っている経営者で、週1で出社する人が多い。彼らが経営者として事業をスタートし大きくしてきたノウハウはもちろん、彼ら自身のもつ専門的な知識

          日本一を目指すって言いきれる上司の下で働くということ。

          育児のコンセプト

          尊敬している人のブログを読んでいたら「育児のコンセプト」という言葉が出てきて、あぁ、そうか、仕事が出来る人ってやっぱり育児の視点も違うんだなって思った。 親になって10年。育児のコンセプトって考えたこともなかった。 でも、夫婦間で一貫して大切にしているポイントはいくつかある。 ・夫婦間の意見の違いで子どもを混乱させないこと。例えば、今日は30分遅くベッドに入りたいと子どもが言った時、NOと思っても、夫がYESとすでに伝えていたら私はNOとは言わない。(なんて答えようか迷

          育児のコンセプト