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インドネシア最新法令UPDATE Vol.8:オムニバスローの制定③「労働法」

オムニバスローについて、「外資規制編」、「許認可システム編」の2回にわたって紹介してきました。

三浦法律事務所では現在、これらに労働法編を加えたWebinar「インドネシアオムニバスローセミナー」を配信中です。

セミナーの詳細・お申し込みはこちらから

セミナー概要

今、インドネシアでは、新たに制定された「オムニバスロー」が大きな注目を集めています。オムニバスローは、雇用促進や投資環境改善のために多岐にわたる法律を一括して改正する法律です。

具体的に実務が変わりだすのは各分野における施行規則が整備されてからとなりますが、オムニバスローにおいて、今後のインドネシアの法制度全体に大きな影響を与えうるコンセプトが示されています。

オムニバスローで示されているコンセプトの重要性にてらすと、インドネシア事業の今後の展開を検討するうえでは、①現時点からオムニバスローの内容を把握し、②今後制定される施行規則につき、どのような点に注目する必要があるかを理解しておくことが重要と考えられます。

そこで本セミナーでは、オムニバスローのうち特に日本企業への影響が大きいとお思われる以下の3つのテーマにつき、改正内容・インパクト、今後引き続きフォローすべき点等を解説します。

・外資規制:外資規制の中心であったネガティブリストを撤廃し、新たにポジティブリストを導入する趣旨が示されています。

・許認可システム:
インドネシアでは2018年にOSSシステムという新たな許認可システムが導入されたばかりですが、オムニバスローでは「リスクベースの許認可」という新たなコンセプトが導入されています。

・労働法:
解雇法制一般、退職給付規制、アウトソーシング規制の観点から、労働法への改正につき説明します。

講師はインドネシア法務に精通する当事務所の井上諒一弁護士に加え、インドネシアのArma Law法律事務所のMerari Sabati弁護士を招いてインドネシアで大きな注目を集めているオムニバスローについて解説いたします。また、労働法に関する部分については当事務所の田口靖晃弁護士も登壇いたします。

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