人に笑われるくらいが丁度いい?(エッセイ)

私は笑われることが苦手だった。……むしろ今も苦手なのだと思う。

なんで笑われるのだろうと思っていた。笑われないように……笑われることはバカにされている――そう思っていた。

でも、最近は笑われるピエロになってもいい、と思うようになってきた。

……ピエロは言い過ぎかもしれないけれど、それでいいと思えるくらいには心が回復してきているのだと思う。

人を楽しませることのできる人は「才能」だと、私は、そういうふうに信じたい気持ちがあるのかもしれない。

つまり、私は、どんな形になっても、人を楽しませられる人間になれたらいいなと思うのだ。

やっぱり私は、人の輪に入りたい人間なのだと思うのである。

最近は孤独が嫌だ。

誰かといることを望んでいる。

ひとりになんて、なりたくない。

ルックアットミーの精神でいたい。

私は結局、人が大好きなのだ。

もしかしたら、人に笑われるくらいが、人のそばにいられるのかもしれない。

人に笑われるくらいが丁度いい? かもね!

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