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三浦家のエンゲル係数高まる

ずっと思っていた。

大森暮らしはエンゲル係数低めで生きられると。

近所に夜開いている飲食店はない(厳密に言えば予約すればやってくれるお店はある)し、

三浦の好きなラーメンやエスニックフードなどの専門店もほとんどない。

何より近所の山、川、海、畑で採集や捕獲して、あるいはお裾分けをいただくなどしてお金をかけずとも美味しいごはんが食べられる。

そんな美味しいごはんを近隣に暮らす仲間と持ち寄って食べる機会も多い。暮らしの中で何よりも豊かで幸せに満たされる瞬間だ。

※ちなみに冒頭の写真は先日近所の方からいただいたスッポンを鍋にして同じ自治会の仲間といただいた時の〆の雑炊。絶品だった・・・。

しかし新型コロナウイルスの感染拡大に伴い日常の楽しみだった食事会の機会が減り、滅多に集まらなくなってしまった。

変わらずウナギを釣ったり山菜を採ったりなどして美味しく食べているし、普段のごはんもちゃんと美味しい。でもフラストレーションは溜まっていく。

外で美味しいものが食いてえ〜、と我が家でにわかに高まる外食需要。

でもコロナのこともあるし、あまり遠くに行くのも気が引ける。

はあ〜どうしようどうしよう。

などと思っていると今年のゴールデンウィークごろ、すぐ近くの温泉津(ゆのつ)にこんなものができた。

コインランドリー、キッチン、古民家ゲストハウス。結構詰め込んだな。

なんとこのキッチンで旅する料理人を受け入れ、様々な料理を提供するのだという。

既に中東料理、カレー、イタリアンなど入れ替わり立ち替わり料理人が入っており、現在はメキシカン。

めちゃいいじゃん(すぐ行った)。

そしてなんとほどなくして大森町にも!!!

パン屋のベッカライ・コンディトライ・ヒダカさんが店の横のスペースを使ってジェラート屋さんとキッチンスペースを展開!

こちらも様々な出張料理人が訪れて期間限定の料理を提供してくれる。

最高だ(すぐ行った)。

あと個人的にめちゃくちゃ嬉しいのが、岡山の西粟倉村でジビエや地産の食材を使った美味しい料理を出していたフレル食堂さんが大田市五十猛町に引っ越してきたこと!!

西粟倉時代に2回ほど訪ねたことがあり、美味しい料理に感激したあのフレル食堂さんが。大田市に。アツい。アツ過ぎる。アツいが過ぎる。

現在は五十猛の古民家をご夫婦で改装しながら10月ごろのオープンに向けて準備中だが、つい先週ヒダカさんのキッチンで一日だけ出店してくれた(すぐ行った)!!

美味しかった。。。

そんなことで急にこの界隈に素敵な外食スポットがポコポコと生まれ、三浦家のエンゲル係数も急上昇しているというわけなのである。これはお腹に嬉しくて懐に苦しい・・・!

しかもヒダカさんのところなんて我が家から徒歩10秒である。どうせよというのだ。行かないという選択ができようか?いやできない(反語)。

嬉しい・・・苦しい・・・いやでもやっぱり嬉しい、そんな最近の三浦家なのだ。