「ミスタームーンライト」を観て
『ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~』を、浦和でやっていなかったので新都心で2月1日に見てきた。(ユナイテッドシネマの椅子が好き♪)
6月末から7月2日に行われたビートルズの日本公演(5公演)を裏側から描いたドキュメンタリー作品だ。
コンサートの熱狂は当然知るところだったが、彼らを日本に呼んだプロモーター、担当ディレクター、音楽関係者、星加ルミ子、湯川れい子、後のファンクラブ代表の当日の行動やら、コンサートに行ったチューリップの財津和夫、加山雄三、松本隆らの当時の話が熱い!熱すぎる!⤴
一番刺さったのは松本隆氏の言葉で、
「ビートルズの後のソロ公演には行ってません。66年の公演を上書きしたくないから。」
言った通りじゃないけど、こんなコメントをしていた。
僕はソロのジョージ(クラプトンと一緒だった)もポールも見に行っている。
だって仕方ない。
1966年当時は5歳だ。( ;∀;)
ビートルズの「B」の字も知らなかった。
あぁ、早く生まれたかったなぁ。
でも行ってたとしても、同じことは思わないだろう。
そこは松本氏だからそう言えるのだ。
下駄を履いて博多から夜行列車で行った財津氏の話も当日の熱狂を伝えてくれた。
そしてこのコンサートに行ったからチューリップが生まれたわけだ。
感謝である。僕はかなりのチューリップファンである。🌷
とにかくビートルズの旋風に巻き込まれた面々は叫び、喚き、奔走する。
演奏場面はほぼ出てこない。ww
そこを期待しちゃいけない。
あくまでビートルズを日本に呼んだ人たちと、彼らに熱狂した人たちのドキュメンタリーなのだ。
彼らの熱い、熱~い気持ちがとんでもないエネルギーになり日本列島に充満していた🌀
ビートルズを好きで好きでたまらなくて、彼らのことは隅から隅まで知っていたい人たちのための映画である。
最後に、最高に羨ましく思えたことがある。
前座の舞台に立ち、本公演ではラッキーにもビートルズをほんの数メートル先で偶然にも見ることが出来た、ミッキー・カーチス氏と尾藤イサオ氏両君のことである。⤴
良いな~~♬