見出し画像

Being close, but far away.

冬です。そろそろ映画の賞レースが活発化する時期になりました。

去年も今年もコロナ禍で、思うように「映画」という文化に触れられなかった状況下でしたが、

だからこそ、ひとつひとつの作品に賞が付けられることって、とても尊いって思えます。

さて、私の推しが主演作品を努めた「ドライブ・マイ・カー」という作品が

海外の映画賞をとんでもない状況にしています。


挙げ連ねたらキリがないんで、そこは割愛させていただきたいのですが、

まあ、凄い。

カンヌ映画祭での4冠獲得はもう知ってのことですが、イギリス、アメリカ、アジア等、名だたる映画賞にノミネートし、

作品賞、脚本賞、監督賞を獲得してるという事実。

おまけに、米アカデミー賞の前哨戦である「ゴールデングローブ賞」の外国語映画賞にもノミネートされて、

しかもあのオバマ前大統領からもベスト作品に選ばれるってね。。なんかもう、、異次元の話になってる。

それ以降、毎日のように賞の獲得を報じるニュースが飛び交い、嬉しいけど、身近に感じれなくなりつつあるのが寂しいです。

作品が公開されたのは8月20日でしたが、最近地元の単館劇場で再上映されて、嬉しくて嬉しくて餌を与えられて喜ぶ犬のごとく

劇場に足を運びました。ど田舎の単館劇場でしたが、最近の受賞ラッシュも相まってか、結構な人の入りでした。

夏の公開と併せると3回目の鑑賞でしたが、本当に素晴らしいのです。

2時間59分という長い作品であるのに、ぜんぜん時の長さを感じない、スッと頭に入り込む感じ。

淡々と進んでいくようで、実はジワジワと心に沁みていく情緒的な空気。

「ワーニャ伯父さん」という戯曲で間接的に物語を語っていく展開が素晴らしくて、観た後なのに、またもう一回観たい心境に駆られる。

決してファンタジーではなくて、どんな人でもありうる感情を戯曲を介して伝えてるし、感じ取れる。

コロナ禍の今だからこそ、大変な時代を生きぬく私達へ励ましをくれたような、そんな気持ちで観ました。

海外でも、共感できるストーリーだったというわけでしょうね。

それがこの結果に辿り着いてる。本当に凄い。

観てない方は観てほしい。本当に素晴らしいから。

と控えめに宣伝しておきます。おそらくまだ公開してる劇場があります。(検索してね)

2月にはBlu-ray、DVDが発売されます。ぜひそこもww

というか、最後になりますが、

私の推しの活躍も目まぐるしく、「ドライブ・マイ・カー」の評価と共に、海外で名だたる名優にならんでベストパフォーマーに選ばましたことを

本当に嬉しくて、もうその日一日仕事が手に付きませんでした(マジです)


国内の映画賞がどうなのか!そこが本当に気になります。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?