劣等感ってなんだ?

夜勤入りの日課というか、すでにお馴染みのルーティンと化しているこのカフェのひとときが心地良い。
ノートパソコンと、スマホと、Bluetoothのイヤホンが、最近のカフェの必需品になっている。
仕事を理由にはしたくないけど、気持ちに余裕がないといろんな場面で影響があって、
心のバランスというのが特に乱れる。今、私の心はかなりヤバイことになっているのは間違いない。
そんな中での二次創作の執筆というのは特に痛くて、まぁ、二次創作は(自己満)ではあるんだけど、それなりに思いがないと表には出せない。そんな中で、自分以外の方の作品を目にすると、なんとなく残念な思いに駆られていしまう。
表現力や語彙力の無さは、今に始まったことではないけど、読み比べてしまうと自分の作品の程度の低さに、声も揚がらなくなってしまう。そして、最後には大切にしてきた自分の作品さえも、愛せなくなってしまう。
(劣等感)という謎の黒い物体が、心の奥底にでーんと居座って消えない。

私は大学も出てないし、ただの高卒出のペーペーで、
きちんとした文章なんて書けない。とにかく、言葉が出てこない。嗚呼、この時点でも終わってる…。
でも文章を書くことは好き。
そこが厄介なところなのだ。

プロの執筆者なら、向上心は持っていたほうがいいだろうけど、たかが趣味で書いてるものに、今更語学を磨いてまでするようなものでもない。。。
でも、どうせならもう少し他人にファボられるような作品を書いてみたいと思う。

自分の悪いところに「他人と見比べてしまう」というものがある。
他人は他人の良さがあり、自分も自分なりの「個性」があるんだけど、(劣等感)の存在が大きすぎて、本当の自分の(良さ)を見失ってしまいがちになる。そして、かなりのハイスピードで凹む。
フォロワー様にはご迷惑おかけして、本当すいません。
作品を挙げる度に、「ここは違う」とか、「下手だなあ…」とか、「もっとこうなればいいのに…」とか、挙げ連ねればキリがない。それは劣等感という名の(無い物ねだり)の感情と似ている。

ただ、無い物ねだりの感情って、そんなに悪いものなのだろうか?
何かに満足したり、優越感を覚えてしまったら、きっとそこで意欲も失われてしまうかもしれない。
意欲を持ち続けるために何かを表現したい。
多分、私の創作意欲のモチベーションって、そこにあるんじゃないかな?

そんなに複雑に考えず、もっと単純に考えよう。

私は書きたいから書く。
表現したいからする。
私が抱えている(劣等感)とは、「個性」のひとつ。
そして、何よりも貪欲に欲しがっているという感情のひとつなんだと思えば、この感情も決して悪いものではないのかもしれない。


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