見出し画像

怒の感情が嫌い

いつも温厚だと思っていた人が急に怒りを爆発させる。
そんなシーンに遭遇した。


そこまで大爆発では無いし、怒った原因も明確。
それに直接それが私に向けられたわけでは無い。


でもなぜか自分自身がもの凄くダメージを受けた気分になる
それがものすごく嫌なのだ。


これはHSPの性質が関係している気もする。
共感性が強くて、相手の感情が自分にリンクしてしまい、自分のことのように物事を捉えてしまう事がよくある。
だから勝手に自分は何も関係ないのに怒られた気分になってしまう。


あと、特に身に覚えは無いけど、過去にひどく怒られた経験があってトラウマになっているからなのかもしれない。

よく考えれば、思春期のある時期からものすごく人目を気にしたり、人の顔色を伺うようになっていたし、怒られたくない気持ちがものすごく強い人間だった。

あとは自分自身があまり怒る感情を持っていないからなのか、出さないからなのか、怒ること・怒られることに対する耐性や許容がなく理解ができないのかもしれない。


そんな私だからこそ怒るという感情に対しての対処法だったり、慣れる努力をしたり理解したりしようとは頑張った。

でもどうしてもどうしても私はこの〈怒〉の感情が嫌い。怖い。


負のパワーを感じてしまってすごくエネルギーを奪われるし、しばらく経っても頭の中からそのシーンや言葉が離れない。
頭の中が支配されてしまう。辛い。


とはいっても、生きていて必ずこれからもそんなシーンには遭遇するし、避けられないとは思うから、この感情に対するいい防御法が知りたいし、免疫が欲しい。

正直そんな感情をくらったところで、何事もなかったようにあっけらかんとした態度で通常に戻れる人のメンタル羨ましいし、そうなりたい。

そしていままでもこれからもこの感情を上手くかわして逃げながら生きていきたい。
逃げるって全然悪い事じゃないから。


でもよく考えてみればここまでの人生、比較的穏やかで温厚な優しい人たちに囲まれて私は生きてきたんだと実感している。

本当に平和でピースフルな人たちが周りに多くいる私は幸せだ。


日々、目の前では良くも悪くもいろんな出来事が起こるけど、それらを上手く乗り越えて、消化して、怒りの感情よりも喜びとか楽しさとかを自分から生み出したりキャッチして前向きに生きていきたいな。


<怒>は嫌い。
でも人間だから誰しも持ってるこの感情。
これからはうまく向き合っていけるといいな。



おわり






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?