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日常の余白を、まちで過ごす

私たち大人は、1日の中でタスクが詰まっていることが多いですよね。日々忙しい。

だから、まちの中を移動するときも、あの用事を済ませるためにコンビニと薬局へ行って、子どもの習い事を送りに行って、スーパーへ買い物へ行って・・・と、現在地と目的地を移動することがほとんどです。

そんな忙しい私たちですが、日常の中にも、ちょっとした余白はあるのではないでしょうか。
何も予定がなくすっぽり空いた午後の数時間。
習い事のない日の夕方。
朝、早起きして余裕のある日。など

そんなとき、みなさんはどんな時間を過ごしますか?
家でゆっくりするのももちろんいいですよね。やりたかったことを片付けたり、調べ物をしてみたり。

今はかなり暑いので外へ出たくないかもしれませんが、まちに出て、その時間の余白を楽しんでみるのはどうでしょうか?

常々思っているのですが、私たちがこの阿倍野のまちでやっている、カフェや食材店、シェアスペースやガーデンなどのプロジェクトはこの余白を楽しむための取り組みだなと。

そして、私たちのプロジェクトだけでなく、こういった余白を埋めるというか、余白を彩るために利用できる場所がまちに多いほど、そのまちでの体験は豊かになっていきます。

また、どんなまちに住んでいたとしても、そういう日常の中でぽかっと空いている余白を、どう過ごすのかを工夫できる人の暮らしは、きっと彩られていきますよね。

例えば、夕方ご飯までは本当に1時間ほどだけど暇があって、それを家でYou Tubeをみたり片付けをしたりして過ごすこともできますが、思い切ってまちに出てみる。

子どもが一緒なら散歩してみてもいいし、カフェに寄って飲み物を飲んで一息ついたり、そこに居合わせた人と話してみたり。

それだけで、その日が急に特別なものに変わる気がしませんか?
実際にそうなんだと思います。

毎週水曜の16時半から、娘がピアノのレッスンに行っています。そのレッスン後の帰り道が私が大好きなんです。

先生の家からは細い路地があって、その先のちんちん電車の小さな踏み切りを渡って、私たちの運営するお店THE MARKETまで行くのですが、夕暮れの空がいつも幻想的で心が洗われます。レッスン後だからか、ピアノの音色を聴いたからなのか、とても気分が落ち着いていて清々しい。

昨日もレッスンだったので、いつもの流れでお店へ行くと友達の店主さんが店の前で流しそうめんに使う太い竹を切ったり、細く削いで竹箸を作ったりしていました。

見た途端に子どもたちは興味津々!眺めてお手伝いしていましたが、時にはそんなスペシャルも起きたりします。

暑い日々ですし、小さなお子さんがいる方は出づらいときもありますが、ふと出来た時間をそんな風にまちで過ごしてみてください。

きっと、胸の真ん中がちょっと暖かくなるようなことが待っていると思います。

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◎わたしのまちでのプロジェクト◎
THE MARKET BBQレストランとベーカリーカフェ
THE MARKET grocery 有機・自然栽培の野菜と食材店
BLENDS books & share シェアスペースとコミュニティガーデン


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