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メイクアップアーティストとしてフランスで生きる道を選らぶ

はじめまして。
パリでメイクアップアーティストとして働くMiUです。
13年前に渡仏し、そのままフランスで生きる道を選んだ私の自己紹介です。

日本人のお客様に、必ずといっていいほど聞かれるこの質問。
“なぜフランスを選んだんですか?”
世界196か国、そのうちの1つ、なぜフランスにしたか?
確かに、今思えば、他の国でもよかったし、もっとじっくり考えればよかった~なんて思ったりしますが、これもご縁というか、インスピレーションというか…

当時、ヘアメイクスクールで講師として日本で働いていました。
そのスクールの研修先がパリ。
そこで、ピン!ときてしまったんですね。
“こんなところに住んでみたいな~” ではなく、
“ココに住む!”
パリの斬新でアーティスティックなメイクにも惹かれたし、雰囲気のよい街並みにも惹かれてしまった、というのもあります。
あまり理解できないアートにも、共感できる!というのが、しっくりくる理由かもしれません。

全くフランス語ができなかったので、留学生として渡仏。
その後、結婚・出産を経て、今、落ち着いて仕事に集中しているわけです。

フランスなんて、日本と比べると、根本的に違うことばかり。
仏人の夫と喧嘩する時は、永遠に平行線。文化や考え方が違う人間と交えることは、かなり難しいです。
役所での手続きなども、滞ることばかりだし、フランス人と一緒に働けば、ちょっとした差別で嫌な思いすることも…
2年もすると、心がポキっと折れてしまうので、2年に一回は日本へ里帰りするようにしています。

そんなに疲れるなら、日本に戻ればいいのに、なんて思うこともあるけれど、なぜそうしないのかは、やはりこの国のアートの自由アートへの寛大さに魅力を感じるから。
メイクアップアーティストとして、日々成長しなくてはならない職業についてしまったからには、自分を置く環境はかなり大事
“日本でしてもらうメイクとは違って、今まで一番お気に入り!” なんて、お客様から言ってもらえるのは、この場所に住んでいるからだと確信しています。

そんなフランスで生きていくことを決心し、常に前を向いていこうと決めた私の自己紹介です。
noteでは、海外に住み、海外のアートセンスを活かしたメイクのご紹介をしていけたらと思います。

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