信用・信頼を得る難しさと大切さ

今朝娘に怒鳴ってしまった。

昨日は疲れていたので、子どもたちと一緒に21時前に寝て、朝は3時過ぎにゴソゴソと起きて、マロン(ウサギ)に「おはよう」と挨拶をして、朝のルーチンとなってる筋トレを20分。

その後これまた朝のルーチンとなっている、手挽き珈琲を淹れる。今朝は少しずつ余っていた豆を処理したくて、3種類くらい組み合わせて挽いて入れたので、あまり美味しくなかった。苦笑

そして、今週いっぱいは小学生の息子が春休みで家にいるのでお弁当を作る。丁度卵焼きを作っている最中に4歳娘が降りてきてこう言った。

「パパ、私の口に塗るやつ(子供用の口紅)をどこかにやったでしょ!いま出して!」(なぜか強めの口調)

私は、卵焼きの仕上げの大事なシーンを邪魔されたのと、身に覚えのないことで娘に朝からキンキンした声で怒鳴られてイラッとして。

「知らねーよ。パパはどこにも隠してません。あなたでしょ。いつも片付けが悪いのは!パパのせいにしないで、自分で探しなさい!すぐ人のせいにするな!」(かなり強め。完全に子供。苦笑)

すると娘が「エーン(泣)パパ大嫌い!」とママのもとへいく。

そしたら妻が「週末ケンちゃんの友人家族が来て、家片付けてる時に、机の上にユリのお化粧セットまとめて置いてたの、ケンちゃんが片付けなかった?」と言い。

(あーアレか。確かに上のおもちゃ箱にガサッと入れたわ)と思い出して。苦笑

娘に「そこのおもちゃ箱にあるかも。探してみて」と言うと、「あったー」と見つかったようだ。

「どうせ娘がどこか自分で置いたのを忘れたんだろ」という完全に私の思い込み。私が悪い。苦笑

娘には「ごめん、パパが悪かったわ」と謝ると、「いいよ」と許してくれた。

以前も同じようなことがあった。
小学生息子が家のPCを上に持っていって、YouTubeを見ていて。1時間位経って「そろそろYouTube見るのやめたら!」と何度言っても見るのを止めないので、2時間くらいたって、「コラー、いつまでYouTube見てるんだ!」と上に上がったら、そのときはたまたまYouTube見てなくて、息子に逆ギレされる、という。(その時も「 あーもうヤメてたのか。ごめんごめん」と謝った。苦笑)

息子や娘を信用するのは難しい。
何故なら彼らは実績が無い。
信用は、小さなことの積み重ねだ。

約束を守る。とか。何度も失敗して出来るようになる。とか。そういう積み重ねがあって、初めて、今度は◯◯しても大丈夫かな?とか、親も「子供を管理する」手綱を緩めていくことが出来る。お留守番とか、一人で買い物とか。ゲームやYouTubeとかもそう。

そういう信用は、一朝一夕では積み上がらない。だから、本当は子どもたちにも非がある。「いつも〜してるから、きっとこれからも〜だろう」という大人の予測があるし、本来は子供も大人に信用されるように振る舞う必要があると思う。(そんな子供あんまり見ないけど。苦笑)

でも、子供は急にグンと成長するので、よく大人の想像や予測を簡単に越してくる事がある。あるいは家では見せない成長を外で見せるなんて事がある。

だから、親は子供をよく観察して、いい感じに手綱をゆるめ、そして自分のことを自分で決めて、自分でやらせてみて、失敗させて、修正させて。必要な時に助けてあげる。そうやって大人の階段を登らせることが、小学生3年生くらいから始まる気がする。(あくまでうちのn=1サンプルだけど。笑)

だから子育てにおいては、過去の実績に基づく信用が無くても、子供を信頼して任せてみる、ということが大人には求められる。(親としてはゲキムズ。苦笑)

でも一方で。
社会でもやっぱり、仕事を任せようと思えるのは、信用を積み重ねてきた奴だけで。

じゃあどうやって信用されるの?って言ったら、小さな約束を守る、とか言われたことを期限内にちゃんとやる、とか、大きな声で明るく挨拶をするとか、きっとそういう事なんだよね。(もちろん、やり方は指示された方法でなくても圧倒的な結果を出す、という方法も無くはないけど。)

そう考えると、大人の社会はそうだぜ。ちゃんと信用積み重ねる泥臭い努力もしろよ(ウルトラCは無いんだぜ)、ということも、子どもたちには教えなきゃいけない気がする。

何故ならよっぽど優秀で、最初からポンと実績を出しちゃう奴以外は、そういう地道な積み重ねで、信用を得て、仕事をもらい、失敗しながら実績を出して、それで信頼してもらえる、というステップを踏むと思うから。

そういう社会で生きていく基礎の基礎は、ちゃんと教えないと駄目だよな〜と思う。

でも、子供相手に間違ったこと言ったら、「ごめん、俺が悪かった」という潔さも大事。笑

親は難しいなぁー。笑
成長させられるし、自分はどうだ?といつも突きつけられる。

でも子育てはオモロイ。
いや、面白がれるぐらい、心の余裕をもって、日々過ごしたい。

精進します。笑

以上





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