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台湾へ

台湾へ行きます。グローカルセンターのPBLです。
なのですが、旅の準備というのはめんどうで大変でどうにも気乗りしないものです。4月に引っ越した新居から服やらなにやらスーツケースに詰め込んで、生ごみを捨てて、洗濯物を片付けて、布団をしまって、などとしていると、どうも2ヶ月ぶり2度目の引っ越しをしている気分になってきます。同棲を解消する時のような心持ちです。そんな経験はありませんが。ともかく一度そう思ってしまうと何とも寂しくなってきて、しみじみと愛着を感じるわけです。RADWIMPSの野田さんが「恋人を僕の一部だと思っていた」みたいな歌を歌ってるんですが、そんな感じで真新しい畳の匂いがする新居を自分の延長だと思い始めていることに図らずも気がつきました。
さてそんなこんなで出来上がったスーツケースをころころしながら家を出て十数歩、児童公園を前景に沈む夕日を眺めながら、これが旅愁というやつか、と思って写真を撮りました。ところがこの言葉、旅先での寂しさを表すものだそうです。まあ部屋から出たらそれは既に旅と言えるかも知れないし、私自身が旅をしている気分であるということこそが重要ですから、そういう意味ではこの寂しさは旅愁の端くれに加えてやってもいいかも知れません。

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旅の準備

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