第9回.どっち転んでも正解。
皆さんお元気ですか😊
私はとっても元気です!!
皆さんには、座右の銘とか、大切にしている言葉とかってありますか??
きっと何かしらお持ちで、その言葉を胸に自分の人生を歩んでいっているのではないでしょうか。
ということで、今回は私が大切にしている言葉
「どっち転んでも正解」
について書きたいと思います。
「どっち転んでも正解」
この言葉は私の小学6年生時の担任の先生が、卒業の際に私たちに送ってくださった言葉です。
この担任の先生は国語をご専門とされていた方で、作文の書き方も小学校では教えないところまで教えてくださったり、授業もそれまでのどんな先生よりも興味の湧く教え方をしてくださりました。
はたまた、学校内での暗黙のルールを
「あれって皆んなどうして守ってやってるの??意味ないよな。じゃあ俺らで変えようぜ!!意味あるものにしようや!!笑」
って教室内で堂々と言ったり。。赴任1年目でですよ??笑
隣のクラスに聞こえてるし…💦って笑
もちろん賛否両論ありました。組織の一員としてはご法度です。
でも私はそうは思わなかった。
「学校」という組織の中ではご法度でも、”教師”として、大人として、とても大事なことを私たちに教えてくれていると思ったからです。
一貫したルールはもちろん必要です。でも義務教育は”宗教”ではないので。
大人に言われたことの全てに従う必要はない。
いや…ちょっと違いますね。。
言われたことに対して ”自分で一度も考えもせずに” 流れのままに生きるな。
こういうことじゃないかなと。
先生は12歳の私たちに、これから大人になっていくにあたっての一つの世界を、生き方を、ご自分で実践して見せてくれていたんだと思います。
そして小6の私たちに訪れる最大のイベント「進路選択」。
クラス全員が同じ中学校へ進学するわけではなく、受験をして私立へ行く子や引っ越しをする子、色んな道へ進む選択を12歳という歳でしていかなくてはいけませんでした。しかもそれを親じゃなく自分で決めろと。
そんな色んな道の選択をした私たちに、先生はこの
「どっち転んでも正解」
という言葉をくれました。
意味はそのまま、
ー 悩んでいる道、そのどちらに行ったとしても間違いはない。その選んだ道を正解にすればいい。
もしも上手くいかなかったとしても、それは間違いではなく、今後の自分にとっての経験となり糧となるのだから、それもまた正解。ー
「進路選択」って進学先を決める学生だけの行事じゃないですよね。
私たちは人生の色んな場面で「進路選択」をしています。
就職・恋愛・人間関係…何事も一歩踏み出す時は進む路(みち)を選択します。
人生は1分1秒が選択の連続、とも言います。
私はなぜか同年代の子たちより、この進路選択が短期間で多すぎるようで💦でもこれって、とても有難いことです。その分周りよりも多くの経験が出来るわけですから。
ただ、この "選択” をする時は、やっぱり悩みまくります。
今いる場所や仲間のもとを離れて、全く新しい場所で1からやっていかなくてはならないからです。
そして何より「上手くいかなかったらどうしよう」が悩みの大半を占めます。
そんな時、ふと思い出すのが12歳の時にもらったあの言葉です。
新しい進路選択の時に、必ず最後に私の腹を決めてくれるのが
「どっち転んでも正解」です。
北海道でのチャレンジ、、正直悔しかった。諦めたくなかった。まだ待っていたかった…。その想いが強く、中々次に踏み出すことが出来ませんでした。でもこの道は間違いではなかった、それだけは自分の中で確かでした。
ならば、この経験を大切に、そして未来の自分への糧として、次に進まないといけないじゃないか…。”どっち転んでも正解なんだから”
そう思って福岡へ行くことを決意しました。
また私はこの言葉に助けられたんです…笑
ここで私はまた1から自分の道を歩くことを決めました。
沢山の仲間たちに出会うことが出来たのも、全てこの選択が出来たからです。
この言葉に出会えてよかった。
なによりあの先生に出会えたことが一番よかった。
もう一つ。
私が想いを文章として書き残したいというこのnoteも、先生が作文を書くことの楽しさを教えてくださらなかったら、こうして書くことも無かったでしょうし、今あるご縁もここまで広がっていなかったかもしれません。
「今の私のルーツ」といっても過言ではないかもですね笑
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