外反母趾手術費用について

はじめまして、都内在住29歳OLです。先天的な外反母趾を患っており、2021年1月に都内で両足の外反母趾両足手術をしてきました。(ちなみに術前の外反母趾の角度は左40度、右30度です)

不安が多く、迷いもありましたが、手術経験者として書き残しておくことで、外反母趾に悩まれている方や今後の手術する・しないの選択肢を迷われている方々の参考になればと思い、投稿させていただきます。

今回は、外反母趾手術における費用について記載させていただきます。

(社会保険加入者で自己負担は3割です)

◆入院前の診察について

入院前の診察は、

①先生との初診 990円

※最初のクリニックのレントゲンデータを流用していたのでレントゲン料金は発生してません。

②入院に際する内科検診 8,870円

ということで入院前の諸々の診察代は合計2回で計9,860円でした。(全身麻酔だと肺活量や心電図の検査をしなければなりません)

◆入院費用

費用をご参考のため詳細に入院した際の条件を記入します。

・1月19日入院、1月26日退院の7泊8日。

・手術は両足とも実施。麻酔は全身麻酔。

・リハビリは術後2日目までは1日1回、その後は1日2回(日曜休み)

・PC・switchを持ち込んだので、テレビ・冷蔵庫ナシ

(代わりにポケットWi-Fi契約しました)

上記の条件で、合計196,110円でした。

私の場合は高額療養費の制度を使うとおそらく9万くらい戻ってくるはずです。(私の社会保険の場合は手続きなしで3・4か月後に支給されます!後述の番外編にて少し触れます。)

◆装具・インソール代金

装具 (5,500円×2足=11,000円)←入院費用に含まれてますが念のため記載します

足のつま先を曲げてはいけない期間が2週間ありますので、その時用の装具両足分です。装具はこんな感じです。2週間だけだけど、家の中もこれで歩くし、健康な足のためにはしょうがないですね…!

画像1


・インソール 42,400円

術後2週間から、装具を卒業しインソールに変更します。

インソールは術後2週間目から3か月までの約2.5か月間は必須、その後は推奨となります。理学療法士の話によれば、病院スタッフも履いている人がいるくらいの品ということですが、思ったよりお高くないですか…泣 なによりも支払いが現金のみなのがこの時代に即していない…

なお、こちらは全額一時立て替えになりますが、手続きをすることで各健康保険や福祉医療費等から還付を受けられます。(私の場合は療養費で3割負担)

以上が外反母趾手術に関する費用です。

後々還付される金額はさておき、窓口で実際に私が支払った金額はざっと合計25万くらいですね。

(追記)

◆術後の検診

①術後2週間目

 レントゲン&抜糸・診察&リハビリ →3,000円

②術後1か月目

 レントゲン&診察&リハビリ →2,960円

 ⇒リハビリサボっていたことがばれて、2週間後にリハビリだけのために通院…            →1,330円

③術後2か月目 →3,350円

④術後3か月目 →4,500円

⑤術後5か月目 →1,900円

⑥抜釘手術前内科検診 →4,110円

⑦抜釘手術 →23,090円

⑧経過観察 →?

⑨抜糸 →?

◆番外編 ~交通費~

退院で、タクシーで自宅まで帰ったら、8,000円でした…。でも電車で40分足下げてられないし、しょうがないです。そして、術後2週間の検診も、駅までの歩きと電車40分間足を下に下げているのがきつかったので、タクシーで往復しました。(Uber使って3000円くらいお得になりましたが15,000円の出費…)

◆番外編 高額医療制度と医療費控除について

上記の金額払って、いくらいったい返金があるのか、制度について調べました。

①高額医療制度

これは1か月・同じ医療機関・同じ科(入院と外来は別)で払った総額が一定の金額からオーバーした際に戻ってくる社保制度です。私の勤務先の社保は申請なしに、3~4か月後に入金があるそうです。私の場合は9万ほど返金があります。

②医療費控除

こちらは1年間で支払った医療費等の実質負担額が10万円を超えた場合、確定申告をすることで所得控除を受けることができます。ただし注意してほしいのは、10万円を超えた医療費控除金額が丸ごと返金されるわけではないということです。医療費控除で実際に戻ってくる税金は、医療費控除額に所得税と住民税の税率を足し合わせた率を掛け合わせた金額となります。たとえば、医療費総額が30万円、医療費控除額が20万円、所得税率が20%で住民税が一律10%の場合は、20万円に所得税率と住民税の税率を足した0.3を掛けた6万円が税金が戻ってくることになります。

医療費控除は、今年の残りの10か月ほどで、風邪や歯医者など、色々診療を受けて自己負担金額が10万円を超えると思うので、確定申告に備えて領収書をとっておこうと思います。

ふるさと納税との併用もできますが、限度額が減少します。また、ワンストップではなくこちらも確定申告が必要となるので、手間ですが、どちらにせよ確定申告しそうなので、やってもいいかなと思うところです。

今のところ以上です。

お金の話になると途端にブルーになってきました笑

実際には、大体骨がくっつくのに3か月かかり、その後は運動等をできると伺っています。菊地先生は慎重な先生ということでボルトを抜く日帰り手術は4か月以降となるので、またそこで診察があるたびにこの記事を更新していきたいと思います!