五条悟の話

昨日、早バレを食らった。早バレする奴なんなんだろーねなんま意味わかんねーな漫画家の思いを踏み躙る行為、やめていただきたい。こっちは定期購読してんだよ金払ってんだよその作品に。
この記事を出す頃にはそのジャンプが発売されていることだろう、それまで投稿は待とうと思う。ジャンプ+で私が見たものが事実であったと確信するまで、座して待とうじゃないか。今週のジャンプを見てない方は要注意、以下ネタバレ。




五条悟が死んだ。私にとって10年以上ぶりにできた、二次元での最推しであった。その死にあたって、様々な感情がぐちゃぐちゃになって、だいぶ混乱している。
結論から言おう。満足である。
沸きついた感情とその根拠について、一心不乱に書き連ねようと思う。駄文である、オタクの思いをただ書き連ねた文章である。それでも読んでほしい。

まずひとつ、悲しい。ただただ悲しい。やはり生きていて欲しかったと思う。五条自身が悲しみや憎しみに身を焦がれたとしても、それでも生きていて欲しかったと、そう思った。「勝つよ」って言ったじゃんと思った。アンタは最強じゃなかったのか。最初にどうしてもそう思ってしまった。

そしてそう思った次の瞬間考えたこと。五条は孤高の侘しさを持っていた。宿儺に全力を出させてあげられなかったこと悔いていたが、五条は全力だった。きっと伏黒甚爾と相対してから、全力を出したことなどなかったはずだ。その五条が全力を出した。それでも負けたし、死んだ。彼は「楽しかったな」と微笑んだ。

ここから、本日二十五日に今週分を読みながら書き殴ります。四日間ほど、我慢するのがとても苦しかった。思いをぶちまけたかった。それでもプライドのために自我を保った。

「妬けるねえ。でも君が満足したならそれで良かったよ」と傑は言った。
妬ける、その一言にこめられた思いは、あまりにも重い。二人の関係性は親友であり、その間にある感情は友愛であり、親愛を超越した何かであり、愛情である。傑から五条に向けた嫉妬もあり劣等感もあり、しかしこの話ではその傑の最期ですら微塵も語らず。親友とはそういうものなのだと、見せつけられた。

「学長ー!呪術師に悔いのない死なんてないんじゃなかったんですかあ!?」
そう言って五条は笑った。夏油も笑って。宿儺からの言葉を受けた五条は笑っていた。綺麗な顔は笑みを浮かべ、その最期を飾った。笑ったんだ確かに、彼は。それだけで満足だ。彼の最期をひとりにしないでくれてありがとう。唯一の親友である夏油に会わせてくれて、ナナミンにも灰原にも会わせてくれて、本当にありがとう。

もしこれから先生き返っても、このままでも、五条、アンタが笑顔でいればそれでいい。アンタが戻りたいと思えば生き返ればいい。このまま高専時代の仲間達と共に旅立ちたいもう満足だと思うなら、これからの物語を見守ればいい。アンタが望む通りにすればいい。あなたが望むその世界こそが、私の望む世界だよ。
推しの死に打ちのめされそうだけど、それでもやっぱり彼の生きた世界を、彼が大事に思った教え子たちの終焉を、これから見届けようと思う。

五条、よく頑張った。アンタは頑張ったよ、最強の名の下に最強であろうとし、精一杯戦ったよ。
大好きだよ、最推し💙

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