【PAN~ネバーランド、夢のはじまり~】ピーターパンの前日譚!
今回は、ピーターパンの前日譚として公開された映画、『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』を紹介します。
※ネタバレなしのレビューです。
あらすじ
第二次世界大戦中のロンドン、孤児院で生活しているピーターは、母親がいつか迎えに来ることを信じて疑わずに過ごしていた。
最近頻繁に孤児が姿を消すことに不審に思ったピーターは、友人のニブスと真相を探ろうと試みるが、そこで出会った事実とは…。
ピーターパンの前日譚として、「ピーター」が「ピーターパン」になるまでのお話です。
登場人物
・ピーター
好奇心旺盛な少年。いざという時、恐怖心の方が勝ってしまうのが玉にきず。
・ニブス
孤児院の友人。ピーターの良き理解者。
・ジェームズ・フック
「船長」では無い時代のフック。鉱山で働いており、いつか抜け出そうと作戦を練っていた。よく嘘をつく。
・サム・スミーゲル
フックと同じく鉱山で働いている。お調子者で、憎めない性格。
・タイガー・リリー
先住民の王女様。戦い慣れしており、責任感が強く、頼りになる。
・黒髭
海賊の船長。子供を攫っては、鉱山で労働を強いている。
・メアリー
ピーターの母親。孤児院にピーターを預けたきり、行方が分からない。
見所
黒髭達の大合唱シーン
物語序盤の、黒髭初登場時の大合唱。とにかく人数が多いので迫力があり、見応えありです。
「悪役」という貫禄もありつつ、ひょうきんな部分も見える部下とのやり取りも面白く、魅力的なキャラクターとして表現されています。
ザ・ファンタジーという設定や演出
CGの演出や妖精や人魚の出てくる世界観、先住民達の居住区の綺麗な色使いや小道具などなど…。
ファンタジー好きにはワクワクするような要素が詰まっています。
お気に入りのシーンを探して観るのもオススメです。
パンとフックの関係性
原作のピーターパンでは、敵対関係のこの二人。今作では仲間、という関係性です。
年上として兄貴風を吹かせるフックと、フックに文句を言いつつも自分に自信が持てないパン。
今作で終了なのか、次回作があるのか不明ですが、この関係性が新鮮で、観ていてとてもワクワクしました。
総評
口コミで落差の激しいものが多い印象を受ける作品です。
人を選ぶ作品なのだろうな、とは思いましたが、結論から言うと私はこの作品が大好きです。
主人公のパンは少年らしい少年で、とても好感が持てます。フックとの共闘も胸の熱くなる物がありました。
フックではなく黒髭が悪役、というのも、本作の面白いところだと思います。
この映画がオススメな人、オススメ出来ない人
どっぷりファンタジー作品につかりたい人
ひと味違ったピーターパンが観てみたい!という人
家族で観られる作品を探している人
以上の人にはオススメです。
反対に、ファンタジー作品があまり好きでは無い人や、現実的な作品が好きな人には若干退屈に感じてしまう部分もあるかも知れません。
最後に
今回は、『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』を紹介しました。
酷評も多いこの作品ですが、私は純粋に楽しんで観ることが出来ました。
興味のある方は、是非実際に観てみて下さいね!
では、最後まで読んで頂きありがとうございました!
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