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【1-1】統計ソフトRで何ができるか説明してみる

「自分でも統計をしてみたい。でも有料のソフトは使えないからRに興味があるけどよくわからない…」と悩まれれている方もいるかと思います。今回は現在私が勉強しているRについて知っている範囲で解説してみます。

Rは統計に強いスマホみたいなもの

Rは実際には「統計に強いプログラミング言語」と言ったほうが正しいかもしれませんが、そもそもプログラミングとか全く触れた事無い方にはRは統計に強いスマホみたいなものと説明してます。

スマートフォンは元々は「携帯電話」であって、電話するだけの機能でした。それにメール、カメラ、ネット、音楽、ゲームなど色々なアプリをダウンロードする事で色々な機能が追加できます。

Rも似たもので、元々はプログラムを書くことで統計をする機能が付いています。「プログラムなんて書けねーよ!」と思うかもしれませんが安心してください。実はRにも色々な機能が追加できる「パッケージ」というものがあります。

Rでどんなことができるか?

さまざまな統計ができる

Rは統計に強いプログラミングなこともあり、Rだとほとんどの統計ができます。それはよく使うt検定や相関係数といったものだけでなく、多変量解析やさらに高度な統計(一般化線形混合モデルなど)、ベイズなど様々な統計が可能です。これらはRの標準機能についているものもありますが、パッケージをインストールすることで機能を追加することができます。

プログラムを書かなくても統計ができる

プログラミングソフトなのにプログラムを書かなくてもクリックだけで解析できるパッケージがあります。Rコマンダーといいますが、いくつか種類があるので今後紹介していきます。

Excelではできないようなグラフを作ることができる

最新版のエクセルではようやくグラフが作りやすくなっていますが、Rには強力なグラフ作成のパッケージがあります。グラフを作ることで見えてくるものもあり、面白さがあります。

ウェブスクレイピング

「ネットやtwitterで最近トレンドになっている言葉は?」などの情報を集めて分析することができます。ウェブスクレイピングはPythonというプログラミング言語の方が得意ですがRでもパッケージを入れることで可能になります。

機械学習

機械学習・AIに関しても主流はPythonですが、Rでも行うことができます。
youtubeやAmazonのレコメンド機能も機械学習の1つです。

その他

ブログを作るパッケージ(!?)
ゲームをするパッケージ(!?)
などやろうとすれば色々なことができるのがRの魅力でもあります

まとめ

確実に使わない(?)機能も紹介してしまいましたが、Rを使うと無料で色々な事ができます。
次回はRを使うためのソフトについて紹介します。

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