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小指を大切に


なんでかな、時々足の小指をガンって、いや、ゴンって強く打っちゃうことありませんか?私だけ?


かわいそうな私の小指、特に左足の小指を打つ回数が多い気がします。「ぎゃあっ」って、いや、「うっっ」って、ホントに痛い時って声出ませんよね。


夜、窓のカーテンを締めようと窓のほうへ歩いて行く途中にトラップがありました。血圧計を置いてるパイプ机、その机の足はまっすぐではなくクロスしてるタイプなんです。なので、他の家具よりも少し足が通路に飛び出してる。それはもう既知のことであり、今に始まったことではないのだけれど、なんてことない時に限って当たっちゃうんですよね。ガンって、いや、ゴンって。
でもなんだかいつもほど痛くなかったんです。いや痛かったは痛かったんですけど、泣くほどではなかった。マジで痛い時ってしばらく動けなかったりするけどそれもなく。後から考えるとそれがいけなかった気がします。重いというのか鈍いというのか、そんな痛み。思わず「痛ってぇー」て出てしまうほうがケガの程度が軽いのかな、と。
しばらくしたら特に痛みもなくなり普通に歩いてました。


ところが、一晩経ち次の日の朝自分の足を見ると、小指が少し腫れて内出血してました。
その色に一瞬ギョッとしたけど、今までだって内出血したことは何度もあったし、数日すればいつの間にか治ってたので大して気にしなかったんです。ちゃまにはちょっと大袈裟に「小指、折れたかも」なんて冗談で言ったりしてたんですが、私の足(というより足の色)を見て、ちゃまが「病院行ったら?」と言う。え、大丈夫でしょ、と言っても、「行っとけ」と。次女にも足を見せて、ちゃまが病院へ行けって言うんだけど、と言うと、やっぱり私の足の色にギョッとしたみたいで、

「行ったほうがいい。裏側も色が変わっとるよ」

足の表面ばっかり見てて、裏側を見てなかった私は「そうなの?じゃ、行っとくか」思いの外病院が混んでて、一度出向いたものの駐車場が満車で入れず一旦帰宅。30分ほどして再度病院へ。


レントゲンを撮ってもらった結果、

「ひび、入ってますね」

ヒッ、ひびっ!!
言われた途端に、聞いた途端に怖くなって痛みまで感じるようになってしまう破壊力のあるワード、ひび。ヒビ。罅。crack。
人生初(なのか?もしかしたら過去にもあったかも?)我が身にヒビが入りました。人の話と思って聞くと、「骨折してなくて良かったね」ってことになるはずなんですけど、我がこととなればひび、怖ぇーっ。


私の足の小指の色は、どんどんおかしなことになってます。朝は内出血らしい紫色だったのが、夕方には全体的に赤黒く指の付け根は黒いし、隣の指の付け根あたりまで内出血の範囲が広がってきました。


見るだけで痛い。
これ、朝より酷くなってない?大丈夫か、私の小指。
色だけ見たらめっちゃ不安になります。

その後も足の甲まで内出血が広がり、隣の指と一緒にテープでグルグル巻きに固定しといたほうが良いと言われ、毎日テープで巻いてたら、巻いてないと不安を感じるようになりました。これ、いつまで続けたら良いのかな?ひびって自然治癒力に頼るしかないんですよね。自分の治癒力、自信ない‥
小指が履き物の外に晒されるのが怖くて、今年の夏はサンダルを履く気にならない。かと言って、スニーカーの場合は指が窮屈な思いをしているのではないかと心配で。とにかく、ひび、怖ぇーっ。

ビビりすぎです。

ビビりながら大事に過ごしたおかげで、だいぶ(色が)良くなりました。実際ひびが治ってるかどうかは不明ですが。


皆さんも小指を大切に。

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