買い物上手or無駄遣い
「今日は○○を買うぞ!」と意気込んで出かけた時に限って思うモノに出会えない事が多い。買うつもりでお金もいつもより沢山持って来ているのに、買いたいモノが見つからない。「なんだよぉ、こっちは買う気満々なのに‥」そういう日は余計に疲れてしまう。
かと思えば、全く買う予定は無かったのにたまたま気にいるモノに出会ってしまって、それを買ったばかりに後々お小遣いのやりくりで大変な目に合う事もしばしば。
少し前から靴を買いたくていろいろ見てはいた。でも、なかなかコレ!というモノに出会えずそのうち買う意欲も金銭的な余裕も無くなった。ところがつい先日、お盆のお供えを買いに行った先で、旦那さんが「お前の好きな靴屋があるぞ」と誘惑の言葉を投げかけてきた。いやいや、今は靴を買う予定も余裕も無いんだけど、と思いつつ意志の弱い私は、「ちょっとだけ見てみる」とお店に入る。
私はそのお店で過去何度も靴を買っていた。多分私の好みに合う、ちょうど良いお店なのだ。相性が良いというのだろうか。見てたら、「これ良いかも」を2足見つけた。しかも時期的に夏物がセールで3割引きになっていた。どっちにしようかなぁと悩んだが、サンダルとローファー、用途が違うから決められない。どっちも無ければ無いで済むし、でもどっちも欲しい。どうしようかなぁ。
結局、2足とも買っちゃった。
だって、気にいるモノに出会えたんだもの。
私は結構こういうパターンが多い。Tシャツやカーディガンとかでも気に入ったら色違いで買う。今年も気に入ったカットソーを色違いで買った。
靴屋を薦めた張本人の旦那さんが「無駄遣いするなよ」と呆れていた。
「無駄遣いじゃない。いるモノだから」
さっきと言ってる事違うけど!?と自分で自分にツッコむ。
しかし今必要としていなかったモノを買ってしまったという後悔の気持ちは無く、気に入ったモノが手に入った喜びでなんだかとても幸せな気分。
私は安くて可愛い物を見つけるのも得意だ。これまた旦那さんには「安物ばっか買うなよ」と言われるのだけど、高くて可愛いのは当たり前、安くて可愛いから価値があるのだ。
無駄遣いとか安物買いとかじゃなく、買い物上手と言って欲しいよ。
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