注意してもやめない!どうする?
小さな子どもが、危ない事をしている時や、お友達を叩いたり、おもちゃを奪ったり、何かやめてほしい事をしている時、
注意しても伝わらない時ありませんか?
本当にやめてほしい事は真顔で淡々と伝えるのが一番効果的だと思っています。
ここで、「真顔で淡々と」が効果的だった例を。
保育士時代、1歳児の担任をしていた頃、1人の子がテーブルの上に登って立ってしまいました。
(テーブルは子どもの高さに合わせたものなので低めです)
最初は「高いところ楽しいの?でも落っこちちゃうと危ないから下りようね」と優しく諭していたのです。
ですが、やめない。
「危ないからダメ」他の保育士も声を掛けてテーブルから下すのですがやり続ける。
すると、このやりとりを楽しそうと思ったのか、他の子たちもやり出したのです。
もう10人以上の1歳児(半分くらいはもう2歳になっている子たち)が、
わんさかテーブルの上に登って立つ、跳び下りる、それはそれは恐ろしい光景です。
そして、おむつ対応と、お迎え対応で保育士2人がそこを離れ、私1人でそのテーブル騒動の対応をしなければいけなくなりました。
もう、どうしよう。
覚悟を決めた私。
1人ずつ顔を見て、完全な真顔、そして低めの声で「あぶない、おりる」と言いながら、10人以上の1歳児を順番に下ろして行きました。
すると2人くらいはまた登ったのですが、他の子は違う場所へ行き、事態は収拾したのです。
なぜ、ほとんどの子がやめたのか。
まずは、真顔で言う事で真剣さが伝わったのだと思います。
あとひとつ、真顔って子どもはつまらないんですよね。
真顔より怒ってる顔の方が。
淡々と言われるより、わーきゃー怒られた方が。
反応があって面白いんですよね。
だからやめられない。楽しくなっちゃう。
なので、小さい子どもに対して、何かやめてほしい時は真顔で淡々と伝える。
効果があるかも!
読んでいただき、ありがとうございました!
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