言葉のプレゼントをたくさん贈ろう🎁
言葉ってとても大きな力がありますよね。嬉しい言葉もあれば、傷つく言葉もある。
幼稚園教諭時代、小学校の先生とお話しする機会があり、1年生でふわふわ言葉(言われて嬉しい言葉)とちくちく言葉(言われて悲しい言葉)の授業をしていますよと聞きました。
そこで、当時年長組の担任だった私はクラスでも子どもたちにどんな言葉を言われると嬉しいか、どんな言葉を言われると悲しいか、問い掛けてみました。
すると、子どもたちの中からたくさんの言葉が。
ちくちく言葉もたくさん出てきましたが、子どもたちが言ってくれたふわふわ言葉がとても素敵だったのです。
大好き!かわいい!かっこいい!素敵!上手!ありがとう!えらいね!
こういう言葉の他にも、
味方だよ!宝物だよ!応援してるよ!〇〇ちゃんならできるよ!おかえり!頑張って!
いつもすごいね!さっすがー〇〇!大丈夫だよ!いいね!一緒にやってみよう!
などなど、「あぁ、お家でママやパパが言ってくれているんだろうな」とほっこりしてしまう言葉がたくさん出できました。
子どもたちが嬉しそうに話す姿を見て、私もとても幸せな気持ちにさせてもらいました。
幼稚園教諭時代はよく「言葉のプレゼント」という表現を使っていました。
母の日に「いつもありがとう」の言葉のプレゼントをしよう!
お誕生日の子に「おめでとう」の言葉のプレゼントをしよう!
仲良しの子に「大好きだよ!」の言葉のプレゼントをしてみよう!
タダであげられる、たくさんあげられる、場所も取らない、すぐあげられる。
でも、心の中にずっととっておける、こんな素敵なプレゼントはないなと思います。
私が母からもらった言葉のプレゼントの中で、節目節目で支えてもらった言葉が「あなたは本番に強いわよね!」です。
この言葉のきっかけは、私が小学校低学年の時のピアノの発表会。
練習の時は間違えてばかり、間違えずにスラスラ弾けることなく当日を迎えてしまったのですが、なぜか発表会の時は間違えずに弾き通せたのです。
この時に初めて母がこの言葉を言ってくれたのですが、その後もテストの前や運動会の前、受験の時や就職の面接の前など、何かの本番前にこの言葉を言ってくれるようになりました。
本当に本番に強いかは別として(笑)
この言葉をかけてもらったことで、「私は本番に強いから大丈夫!」と思い込んで取り組めたことが心の支えになったのですよね。
もし、本番がうまくいかなくても、「私のベストが出せたはずだからいいよね」と思えるようになったのです。
「私には味方がいるから大丈夫!」
「いつも応援してもらえるから大丈夫!」
「私はそのままで素敵!」
「私ならできる!」
この根拠のない「私なら大丈夫!」の思いがあると、たとえ人生の中で転んだときも(失敗や落ち込んだ時も)自分で絆創膏をぺっと貼ってまた歩き出せるような心の支えになってくれるのではないかと思います。
親から子どもへも、言葉のプレゼントならたくさんあげられますよね!
私も育児中ですが、我が子にもたくさん、言葉のプレゼントができるといいなと思っています。
読んでいただきありがとうございました!
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